松本人志とZeebra

松本人志は、「水曜日のダウンタウン」が暴れだすと及び腰になります。

フレーズの二度使いをしてこなかった松本人志にとって珍しく、「BPOに目をつけられている」「この番組の悪いとこ出た」を繰り返し使用しています。

松本人志のコメントの打率は10割と信じていたし、常に驚く角度からのコメントが飛び出すと期待していたけれど、「BPO」というフレーズが出るたびに少しがっかりして、一歩退いた立場からコメントするようになったのかと落胆します。

本当にBPOからの介入に怯えているならスタッフに伝えるだろうけれど、そんなことはしていないだろうから、ウケるフレーズとして使っていると思われ、この見方が落胆を加速させもします、、、。

水曜日のダウンタウン」という最前線の番組に出演しながらも、松本人志の立ち位置は一歩下がったところにあります。

同じような立ち位置にいるのが、Zeebraです。

かつて、adidasばっかり着ていることを茶化した爆笑問題を呼びつけ、フロウを真似されたと言って降谷建志を「公開処刑」するなど、新しい才能に対してイラついていた2人でしたが、松本人志は出演番組に対して手綱を引くコメントをし、ジブラは般若が出てくると涙ぐんでいます。

2人ともプレーヤーではなく、プロデューサーになったのです。

松本人志は、大喜利の「IPPON グランプリ」、笑わせあう「ドキュメンタル」という場を作り、ジブラは地上波のテレビ番組「フリースタイルダンジョン」、ラジオ局「WREP」という場を作りました。

「ドキュメンタル」でモニターを見ている時の松本人志と「フリースタイル・ダンジ4ョン」で対戦を見ているジブラは同じ表情をしています。

松本人志とジブラの肩書について、これまで通り「お笑い芸人」と「ラッパー」として捉えると活動との齟齬が生じるので、「プロデューサー」として捉えるようになりました。

松本人志の最近の活動は、「ドキュメンタル」「IPPONグランプリ」をはじめとして一歩下がった立ち位置のものばかりです。

「クレイジー・ジャーニー」のMCはタブーに挑んできた実績を買われての起用でしょうが、実際は1人でJRの切符も買えないし、一人旅もできないほどでクレイジーとは最も遠い場所にいます。

ワイドナショー」も安倍総理が出演して喜んでいて、政治家になりたがっていると浜田雅功を揶揄していますが、松本の方が近いのではないかと察します。選挙にはでなくとも、何かの審議会委員の委嘱が来ればすぐに引き受けそうにも思う。

ガキの使いやあらへんで」の「笑ってはいけない」シリーズなどは、受け身の立場での出演です。お笑い番組としては優れているけれど、それは筋肉や老化などで笑われることを良しとしたわけであり、松本自身が笑わせには行っていません。

ダウンタウンDX」や「水曜日のダウンタウン」でのコメントは手癖でやっているように見えます。
ガキの使い」のフリートークは面白いけれど、漫才やコントとしての面白さではありません。3分、4分の緊張感ではなく、30分与えられていることによる「余裕」から来る面白さです。

ジブラときたら、DJ DIRTYKRATESを名乗り「フリースタイル・ダンジョン」から派生した「Dungeon Monsters」のバックDJを務める始末。RAU DEFなどにゲスト参加することはあれど、単独名義の音源は13年リリースが最後で、「Grateful Days」の盛り上がりを取り戻せてはいません。

M-1グランプリキングオブコント、ドキュメンタルやフリースタイルダンジョンンの出場者には、売れてやろう、一旗揚げてやろうという野心があります。その野心が大会や番組に緊張感を生み、視聴者を引き付けています。

今の松本人志とジブラは「余裕」を手にいれており、そこに「野心」はありません。勝ちしか許されない状況下でわざわざ負けに行く理由もないし、負けるくらいならプロデューサーでいる方を選ぶのは当然の流れです。

寿命が長くなってきているお笑い芸人やラッパーにとってのロールモデルになっているけれど、過去の威光を引きずっているだけとも言えます。

反骨の象徴であった松本人志とジブラが権威になってしまい、退屈に映ります。

引退して、その分野のプロデューサーになるのは、運動系の流れです。スポーツなら監督になるし、格闘家なら猪木や前田日明高田延彦のように大会を主催する側にまわりだします。

一方で、小説家や映画監督、ミュージシャンは現役でい続けることが可能です。

本来であれば、お笑いとラップは現役であり続けることが可能であるはずなのに、松本人志とジブラがプロデューサーに寄っていったのが残念でなりません。

一方で、松本人志とジブラが新しい場を作り、若手がフックアップされ、シーンが面白くなってるのは事実であり、、、。現役とプロデューサーのどちらになって欲しいのか折り合いをつけることが出来ていません。

とはいえ、2人の立ち位置が退屈なのはつまんらんのです。

ジブラはソロの人になっているから期待はないけれど、松本人志については浜田雅功が発火させるんじゃないかという期待を捨てきれずにいます。

M-1グランプリ2017


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M―1グランプリ2017で私が良いと思ったコンビ

1位 天竺鼠(敗者復活戦)
2位 ジャルジャル
3位 ミキ(1本目/漢字)
4位 和牛(1本目/結婚式)

あとは、ハライチ、三四郎とろサーモンが良かったです。


審査員を務めた博多大吉さんが「ラジオクラウド」で語っていた審査の基準や裏話が興味深かったです。特に興味深かったのは以下の3点。

① ツカミ(最初の笑い)とオチ(最後の笑い)を重視にしている
② エントリー制限が10年から15年に拡大されたので差が付きにくくなった
③ ジャルジャルのネタはわからなかった

①について。以前「漫才の時の立ち方を教わって、今も実践している」とも言っていたから、博多大吉は、中川家銀シャリのような基本に忠実なタイプの漫才師であることがわかりました(Aマッソは立ち方を教わってほしい)。

②について。新卒22歳で入社したら10年経っても32歳で若手に扱われますが、15年経って37歳になると中堅扱いです。場数も踏んでるだろうし、バリエーションも増えるでしょう。平均点が高くなったなかで、調子か客層か審査員か何かと噛み合わなかったマジカルラブリーやカミナリが点を落とすのは仕方ないことです。

③について。ジャルジャルのネタ終わりで博多大吉は「もう一展開あると思っていた」と言っていました。大会時は「あのネタからもう一個要求するの?」と思っていましたが、「自分の予想した展開にならなかった」という意味であったようです。「良い子、良い子」で終わるのではなく、「ピンポンパン」をもう一回変えてオチにする、と思っていたと。自分の予想と違っていたため「わからなかった」と結論づけていました。

 

番組本番での決まった時間のなかで発する短いコメントで招いた誤解を解いたり、審査の基準を明らかにする意味で、聴きごたえのある内容でした。もう一展開のとこで博多大吉を嫌いになりかけたけど、基準をもって審査に臨んでいることがわかりました。

金髪豚野郎」が何で審査員になっているかの理由が見つけられないなかで、博多大吉は、新しいものに追い付けていないのかという不安はあれど、審査の公平性を担保する存在になっているので貴重な人材です。

各コンビについて語ったあとで、ネタ順に絡んで、笑いの神のいたずらめいたことについて語っていました。

とろサーモンと和牛は両方とも旅館のネタを持っていること、ネタ被りしていることが吉本の社員のなかで話題になっていた。和牛については結婚式のネタが最高だったが、出番の早いとろサーモンが最初に旅館ネタをやったから、決勝用で考えていた結婚式を出さざるを得なかったのではないか。結婚式ネタが決勝だったら和牛が優勝していたのではないか。

 
博多大吉の審査基準は博多大吉の審査基準として興味深く思いながらも、お笑いの形態として「漫才」と「コント」がある以上、漫才をするのなら漫才でしかできないことをしているネタが好きです。

横山やすしダウンタウンの漫才について「チンピラの立ち話」と評したようですが、的確な評価だと思います。極論言うと、私が漫才に求めるのは「仲の良い2人の立ち話」です。

コントっぽくなるのではなく、2人の立ち話で終始する、そんなネタが見たいのです。立ち話で終わったネタのなかで、天竺鼠の数を数えているところ、ミキの漢字を紙に書かず伝えようとするところ、ジャルジャルのピンポンパンポーンというチャイムで遊んでいるところがハイライトでした。

立ち話じゃないネタとして、「自己紹介→発案→演じる→辞めて終わり」という流れに乗った漫才が多くありました。異性コンビ2人が宿泊で同室になった、コンパ、旅館、、、と設定は色々でしたが、コントに寄りすぎているネタが多かったように思います。

和牛の結婚式のネタについては、最初に新婦とウェディング・プランナーだった設定が、途中から新婦と新郎になる設定が新しく映ったようだけれど「予行演習→本番」という流れはバナナマンのコントにありました。
評価の低かったマヂカルラブリーはコントに寄りすぎてたからであって、コントとして作ればドランクドラゴンぽくなったのかなと思います。

立ち話じゃないネタとしては、いずれも敗者復活戦ですが、三四郎とハライチが良かったです。
ハライチの異星人ネタは、演じているけれど、漫才でしかできないことをやっていて楽しかったし、三四郎は、テレビで売れっ子になった小宮を茶化すという今でこその設定が楽しかったです。

敗者復活であがってきたスーパーマラドーナについては、合コンに行き馴れてなさそうなのがコンパの話を持ち出し、なおかつ「こんなのが来てぇ~」と女性を笑いの対象にしようとするのが受け付けなかった。一番腹立つのは、天竺鼠を超えて勝ち上がってきてこの出来かよ?というところ。

優勝した「とろサーモン」を最初に認識したのは、めちゃイケの「笑わず嫌い王決定戦」。他にどのコンビが出ていたのかは思い出せないけれど、とろサーモンのことは覚えています。その後、ラッパーになったりナレーターになったり「火花」に出たりして今に至っていますが、卑屈なまま売れていってほしい。

めちゃイケ」で見た当時は、村田が話をし久保田が茶化すが、それを無視したりあしらいながら話を続けるネタでした。現在の状況に合わせたネタになっていて良かったですが、かつてのパターンに沿わせたネタも見てみたくなります。

博多大吉の決勝での審査基準は「ツカミ(最初の笑い)の速さ」だったそうです。ツカミ基準なら、スタンドマイクを持って出てきた天竺鼠・川原がぶっちぎりの優勝です。

天竺鼠は、マイク持ってきたところからはじまって谷折線、数を数える、来世の31歳、右肩メイン、「まぁこうやって夫婦でやってますとね」、「谷折ろうとすな!」、スタンドマイクを持ち帰ろうとして終わりました。私の腹が爆発しました。


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PUNPEE「Modern Times」感想編


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PUNPEEは今まで行ってきた数々の人たちとのコラボレーションによりプロップスを最大限に高め、お茶の間とシーンを繋ぐ存在になりつつあります。

テレビのテーマソングを作り(「水曜日のダウンタウン」)、CMに楽曲提供し(「レッドブル」「ファンタ」)、FNS歌謡祭に加山雄三と出演しても「セルアウトした」という声が出ずに喝采をもって迎えられるのは、提供や出演した楽曲の完成度がいずれも高いだけでなく、ECDドネーションTシャツを着るなどお茶の間に染まらず、シーンと地続きである態度や姿勢を崩さないためです。

コラボレーションによる単発の曲以外の、自分名義の作品では限定盤(「Movie On Sunday」やフジロック'17で販売したMix CDやメテオとのアナログ等)ばかり出していたPUNPEEがついに個人名義で販売枚数を限定しない作品をリリースしました。

音楽誌「MUSICA」17年1月号に掲載された16年のヒップホップシーンについての有泉智子さんとの対談のなかで、高木"JET"晋一郎さんが、PUNPEEについて「アンダーグラウンド性もあるんだけど、根本的に持ってるポップ性があるから強い」と話していました。

高木さんはPUNPEEのことを「アンダーグラウンドとポップ性の両立」と評していますが、「Modern Times」という作品は真逆の価値観が同居する多面的な作品であると感じました。

シーンのことはKOHHやtofubeats、5lackに任せて自由にやらせてもらうわといいながら、HIP HOPの枠を広げていこうという気概がひしひしと伝わってきます。

また、PUNPEEが親しんできた映画やアメリカンコミックの世界を下敷きにした、とてもパーソナルでな作品でありながら、箱庭に陥らず2057年から太平洋戦争まで100年以上の時間を自由に行き来する広がりや奥行きのある作品になっています。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を監督したジェームズ・ガンもそうだけど、身内をガンガン巻き込んで、自分の庭の中で大きい作品を作る感じがすごく好きです。

インタビューでも言っているとおりの作品になっています。

本作ではPUNEPEEが自分の趣味で覆いつつも、作品至上主義を貫いています。そのことは、「詩/詞」について通常なら「Lyric」あるいは「Words」と表示されるところですが、本作では「Script(脚本)」となっていることからも明らかです。

映画好きを公言しているPUNPEEならではとも言えますが、「Script」としたことで「アルバムとしての統一感」が他の作品とは群を抜いています。

「構成、ゲスト、歌詞」がアルバムとしての統一感(あるいはトータル・デザイン)のために機能しています。

< 構成について >

本作は40年後のPUNPEEと思われる人物が本作について語りだす「2057」からはじまり、「Interval」を挟み、「Oldies」の曲終わりでもう一度出てきて、映画のエンドロールにあたる「Hero」で閉じるという構成です。

時間軸では、「2057」年の未来からはじまり、過去に思いを馳せる「Hero」で締める構成になっています。

< ゲストについて >

リリース前にはトラックリストのみが公開され、ゲスト参加の面々は伏せられていました。

「feat.誰々」と曲に添えられていないのは、参加した面々も「Modern Times」という作品のなかでは「登場人物の一人」に過ぎないということです。PSGの復活(あるいは再結集)だってプロモーション的にはもっと声高にアナウンスされるべきなんですが、楽曲が第一であるため、ブックレットを見て「揃ってるじゃん」と気づく程度の素っ気なさです。


< 歌詞について >

パンピー=一般人」という匿名性の高い名前を名乗るPUNPEEは、ヒップホップ界隈では異色の存在です。呂布でカルマとかR指定とか般若とか強そうな名前を名乗りがちのなかで、一般人を自称する。名乗りだした当初は一般人に近かったのでしょうが、存在が際立っています。

一般にバンドやシンガー、ラッパーの曲における歌詞の内容は作詞者やボーカリストの実体験と錯覚してしまうことが多いですが、本作においては「Script」となっているため、曲の主人公を作者であるPUNPEEとイコールで結びつけることは安直です。本人も語るように別人格のキャラとしてのPUNPEEも登場していることに注意しなくてはいけません。

PUNPEEと名乗っているためか自分の強さを誇ることはありません。
板橋区のダメ兄貴」という自称そのままの内容がそろそろ頑張ろうという「Happy Meal」やPUNPEEという名前を気に入っているという「P.U.N.P」といった曲になっていますが、それすらも「板橋区のダメ兄貴」を演じるPUNPEEなのです。PUNPEEがダメ兄貴なら、世の中はダメ兄貴ばかりです。


繰り返しになりますが、この作品はどの角度から見るのかによって違った印象を与える作品です。

水曜日のダウンタウン」と兄弟のように、膨大な引用や隠しトラックやイースターエッグを探すのか、PSGやISSUGI、RAU DEF、A$AP Fergなど最前線の入り口とするのか、時間を自在に行き来する作詞家の誕生を祝うのか。少なくとも「今年のフジロックのベストアクトだったよねぇ~」と確認するための作品ではありません。CDJに呼びながら誌面では全く無視するロキノンはおいといて、「MUSICA」に載った4本ののレビュー、何だありゃ。

今年の、というかPUNPEEが二作目をだすまでは当分この作品がベストです。

小山健「お父さんクエスト」


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マンガ家や小説家による育児体験を記した本は、何冊も出版されています。

榎本俊二「カリスマ育児」
阿部潤「はじめて赤ちゃん」
樋口毅宏「おっぱいがほしい!」
山崎ナオコーラ「母ではなくて、親になる」
小山健「お父さんクエスト」

私が読んだのは上記の5冊ですが、この他にも、川上未映子「きみは赤ちゃん」、東村アキ子「ママはテンパリスト」、はるな檸檬「れもん、うむもん!」、吉田戦車「マンガ親」、やまもとりえ「今日のヒヨくん」といった作品が出版されています。

「石」が少ない玉石混交なジャンルではありますが、選ぶときに注意すべき軸は2つあります。「目線」と「期間」です。「マンガor文章」という軸は注意が必要なほどわかりにくいことではないから重視していないので外してあります。

1つ目の軸である「目線」というのは、父親と母親、どちらの目線で書かれているかのことです。このことは作家の性別とイコールです。なので、育児体験本を探すときはどちらの目線で読みたいかで選ぶ本が変わってきます。

読んだ中で、山崎ナオコーラ「母ではなくて、親になる」はタイトルのとおり、性別を越えることを目指しており、親であることは共通しているから、父親としても共感したり気付かされる内容が多くありました。

1つめの軸である「目線」は作者の性別に注目すればいいのですが、肝心なのは2つめの軸である「期間」です。

「育児本」として雑に括られがちで、年齢でわけられていないので、作中に登場する子どもの年齢には幅があります。ここに気をつけないと、読んだ時に「思ってたのと違う」「自分の子どもと年齢差がありピンとこない」ということが起きてしまいます。

たとえば、西原理恵子「毎日母さん」は長男が4歳、長女が2歳の時から連載がはじまり、15年の連載期間を経た最終刊では長男は大学生に、長女は高校生になっています。子育てを終えた人たちが懐かしく読んだり、子育てと関係なく西原理恵子の著作として読むことも可能ですが、生後5ヶ月の娘を育てる私の子育ての参考になるのは、少し先のことです。

たとえば、阿部潤「はじめて赤ちゃん」は妊娠発覚からスタートしていますが、第6話で早くも6ヶ月に成長しています。

たとえば、榎本俊二「カリスマ育児」は育児に重きがおかれているためか、2番目の子どもの出産からはじまり、生後間もなくの期間は描かれていません。

ということで、小山健「お父さんクエスト」についてです。

タイトルのとおり「お父さん」の目線で、不妊治療・妊娠発覚から生後半年くらいまでの期間が描かれています。

生後まもなくの乳児を育てていることを物語に昇華しようとするときの大きな壁は、乳児本人に動きがなくエピソードが出てこないということです。

子どもがあれこれしたという可愛いエピソードを日記みたいに描いていく、いわゆる育児マンガを連載するつもりだったんですが、子どもが産まれてから気づいたことは「0歳児の赤ちゃん案外なにもしねぇな」ということでした。
寝てるか泣いてるかで、マンガに描けるようなほっこりエピソードはあんまりなく、連載をはじめるのが早すぎた・・・と思いました。

メインに据えたい人物が動かない場合どうすればいいのか。「省略する/妻をメインにする」の2択が考えられます。

樋口毅宏「おっぱいがほしい!」の場合は、妻の過去や妻のエピソードを書くことで対処していましたが、過去に書いたとおり、子育て本として抱いた期待をすかされたような読後感でした。「作者と妻と子」の3人が中心の生活だから仕方ないとはいえ、妻がメインに出てくると、どういう描かれ方にせよ「ノロケは他でやれ」と思うし、「読みたいのはそこじゃない」という気になります。

小山健「お父さんクエスト」にも妻である「さち子」が魅力的な登場人物として登場してきますが、タイトルのとおり「お父さん」である作者本人の観点から見た子育てのことが中心です。安易に妻の出番を増やさないところに作者の気概を感じました。

気概ということでいえば、妊娠発覚したことを喜んであちこちでふれまわるシーン。

水をさすようにツイッターで届いた「不妊で悩んでる人もいるから配慮したほうがいいですよ。」というメンションに対して「ごめん無理!!うれしいものはうれしいよー!!」と蹴散らす。家族は世界に優先するのです。

子どもにミルクをあげて褒められたい気持ちや、妻との認識の違い(「言えばいいのに」VS「察して」)、生まれてきてくれたことへの感謝、といったことには共感で頷きすぎてむちうちになりそうでした。

最も共感したのは、子どもが産まれれば煩悩が消えるわけじゃなくて、「お父さん」というアプリが増えたと解釈しているところ。膝が割れるほどに膝を打ちました。

最高に同意したのは、子どもとの初対面のシーンで発する“「へー」まだ…よくわからんな”という一言。「よくわからんな」という気持ちは今もどっかで続いています。

DRAGON BALL」のナメック星の家とか「AKIRA」のバイクとかが何のエクスキューズもなく登場してくるところも最高でした。

金箔押しで、乳首をピンクに着色した装丁も素晴らしいんですが、惜しいのは帯に寄せられたコメントの人選。糸井重里って、、、。「おそらく他に見当たらない才能です。あかちゃんもですが、おとうさんも元気に育つといいなと思っています。」というコメントはさすがなのですが、今もなお「糸井重里」からのお墨付きは有効なのだろうか、、、。フジワラ藤本&木下夫妻とかの方が良かったんではないかと思ったりした。

参考にAmazonのレビューを読んだけど、サイズが大きかったとかおまけページが少ないとか地獄だなと思いました。サイズはこのサイズで良いし、重量も他の本(たとえば「ルーブルの猫」)に比べたら軽い紙が使われていて良いと思いました。おまけページについても、幸福感への疑惑を描いた「いいお父さん」と妊娠前夜の「子どもほしい」、子どもへ語りかける「世界」という3本が3本とも異なった趣向の作品で、泣くほど良かったです。そもそも、週5くらいでツイッターに4コマをアップしてくれているんだし何の不満もありません。

インタビューで小山健さんは、以下のように話していました。がんばろう。

子どもの世話は、奥さんに褒められるためにするんじゃなくてもう、ただ、する。手伝うとかでもなく、するものだっていうのを父親が分からないといけないんですよね。難しいと思うんですけど、やらなくちゃいけない。アップデートをしなくちゃいけない。

巻末には以下のように記されていました。成長に期待したり、勝手な理想とのギャップで叱ったりすることのないようにしたい。

ぼくら夫婦が欲しいと思って娘が産まれて、そういうふうに自分たちがしたいから育てるその娘の可愛さだけで十分なほどの親孝行をしてもらってるので、自分のことだけを考えて生きていってほしいです。だから本当に、感謝なんてまったく全然いらないと思うんですよ。

 

あかり、育つ(#20/17年10月16日~)

10月16日(月)

帰宅して入浴し、夕食を食べてから「編集会議」「MUSICA」を買いに行く。「ロッタレイン#2」も買う。


10月17日(火)

朝6時30分起床、7時出発。

妻が治療のため2泊3日で入院するため、7時に家を出て実家に「あかり」を預け、8時ころに病院に着き、就業ギリギリで職場に着く。

宮藤官九郎・脚本のドラマ「監獄の」何とかの予約を忘れたのでアパートに寄って予約してから帰宅。

「あかり」は両親に取り囲まれていた。


10月18日(水)

3時ころに目覚めて「フリースタイル・ダンジョン」。MU-TONもっと見たかったってのはあるが、RAU DEFが良かったので満足する。ACEはショボすぎないか?同じ負けでも、ACEと裂固の負けは違うように思う。

前日は外にいる仕事で体が冷え、リビングが朝方寒くなって乾燥していたためか鼻水が止まらない1日であった。

日中は母親に「あかり」を見てもらっていたが、午後4時から会議というので2時間休んで帰宅する。

帰宅前にアパートに寄り、タワレコから届いたCDを回収する。St.VincentはSpotifyで聴けるけれど「ケンリョクノフハイッ!」というフレーズに背中を押されて注文した。

帰宅すると「あかり」は祖母が見ていた。抱きかかえては身体が痛いと言っていて、そんなに言うなら抱きかかえてウロウロ歩いてなくてもいいんじゃないかと思うが、ひ孫ってのは麻薬みたいなものなのかもしれない。こんなにじっくり赤ちゃんと接するのははじめてだとも言っていた。

いつもより早めに入浴して、着替えと授乳は祖母に任せた。入浴しながら買ったきり読んでいなかった衿沢世衣子「ウチのクラスの女子がヤバい」3巻を読む。良い。「コミックH」に載った「よしもとよしとも」原作の作品から読んでるけど、衿沢世衣子が良くなかったことはない。残念なのは、連載情報を全然入手できないこと。「ウチのクラスの~」が掲載されていたのは「マガジン・エッジ」で、ここまで手は回らない。

マンガ雑誌は「Dモーニング」をアプリで読んでるけど、紙の雑誌は「BLUE GIANT SUPREME」を立ち読みするだけになっている。「Dモーニング」にしても「宇宙兄弟」と「ジャイキリ」、「おこだわり」くらいしか読んでない。

宇宙兄弟」の扉で最新刊の特装版は「ほぼ日手帳」付きとあったのでAmazonで注文する。公式サイトを見たらWEEKSであった。今は4月はじまりのWEEKS(横山裕一)を使っているから、使いみちについては改めて考えたい。公式サイトで買うとA5のクリアファイル、コースター、ポストカードが付くらしいけど、なくてもいいなと思った。

あかりは機嫌よく過ごして、そのうち寝てくれた。

体調がすぐれなかったので「水曜日のダウンタウン」を見ず、21時30分ころに布団に入った。

この2日間、職場への行き帰りを除けば音楽を聴いてないし、本も読んでない。


10月19日(木)

5時30分ころに目覚めて「あかり」のオムツ交換と授乳。前回のミルクが17時30分なので12時間あく。成長が遅くなるかもしれない。

正午に妻を迎えに病院へ行く。帰りにとんかつ定食を食べ、ツタヤに寄るもブロスはなく、ケーズでストーブを買う。14時までの年休だったが、20分くらい過ぎていた。

徒歩で帰宅。車のガソリンを入れたり、作業服を新調したりするために外出。

再度の帰宅後、「あかり」と入浴。「あかり」を浴室から送り出したあとは読書するけど、今回は早めにあがって「あかり」を見て妻の夕食作業を見守りながら「水曜日のダウンタウン」を見た。

妻は2日いなかっただけだが、その間に「あかり」の髪が増えたとか成長したとか言っていた。そんなもんなのかな。

ソニン森下千里椿姫彩菜が出ていた「じっくり聞いタロウ」を見る。私にとってはオールスター。次長課長の河本こそじっくり聞かれるべきではないのかと思ったり、MCが河本・名倉・華原朋美で謎のキャスティングだなと思ったり。

その後、ダラダラ過ごして就寝した。


10月20日(金)

午後から会議と懇親会あり帰宅は20時ころ。


10月21日(土)

本来であれば妻に付き添って病院に行くところだけど、鼻水が出ていたことを気にした妻に同伴を断られたので、実家に「あかり」を連れて行った。

実家では両親不在で祖母に「あかり」を預け、自室でダラダラと過ごした。

帰りにツタヤに寄ってPUNPEEがインタビューに応じていた「ミュージック・マガジン」を買う。写真は「フリースタイル・ダンジョン」のゲスト審査員を務めていたcherry chill willで、インタビュアーは二木信。ラップ系のインタビューは二木信か高木"JET"晋一郎か磯部涼の3人で9割くらいを行っているように思う。


10月22日(日)

選挙の立ち会い。

 

今週の「あかり」

目尻に続いて、鼻にも引っ掻きキズを作っていた。身体を洗っている時にシャワー・ホースを掴むようになったりと、色々なものを掴むようになった。

健康で機嫌よく過ごしてくれているので、これ以上望むことはないな。


今週読み終わった本
「A子さんの恋人 #1」近藤聡乃
「A子さんの恋人 #2」近藤聡乃
「うちのクラスの女子がヤバい #3」衿沢世衣子

今週買った本
「ロッタレイン#2」松本剛
「ロッタレイン#3」松本剛

今週買ったCD
「20/20」スカート
「マスセダクション」セイント・ヴィンセント

あかり、育つ(#19/17年10月9日~)

10月9日(月・祝)

前日に録画した「ガキの使い」「Love Music」を見る。「Love Music」はアンジャッシュ渡部というフィルタがかかって気にもしてなかったけれど、今週のトークゲストは銀杏BOYZ峯田和伸で、クロマニヨンズがライブして、YO-KINGの新譜批評まであって、何気に凄いんじゃないのか?

妻の定例の通院に今回も3人で行く。移動の車内で「あかり」は寝て、駐車場に着いてからも寝ていたので院内には妻だけ行ってもらい、駐車場で起きるのを待つことにした。

帰宅するとCDが届いていたが、「水曜日のダウンタウン」DVD見たり昼寝したり、「MODERN TIMES」聴いたりしたので聴かなかった。

夜「オシムの言葉」を読み終わる。

読みながら、「週刊モーニング」連載中の「GIANT KILLING」でETUの監督を務める主人公、達海猛のことが思い浮かんだ。作中で出てくる達海の行動が、「オシムの言葉」に出てくるオシムの行動に似ていた。弱小チームを強くする、他チームの試合をよく見る、新人を起用して使い続ける、記者会見で直接的なコメントをしない、控え選手のことを気にかけてモチベーションを落とさない、試合中に選手のメンタリティを観察する等。


10月10日(火)

前夜にツイッターで存在を知ったPUNPEE「MODERN TIMES」の隠しトラック。再生させようとプレーヤーを操作したができなかったため、ポータブルCDプレーヤーを使ったら再生でき、トラックの内容に驚かされる。「MODERN TIMES」の軸となる設定をひっくり返す内容であった、、、。

帰宅後、入浴。

食事の後は妻が「あかり」を連れて寝室にあがったので、書類を探すついでについていく。

下りてきてポメラで日記書いたりしようとしたが、5分10分くらいで充電が終わったので中断する。そのあとは、RAU DEF「unisex」を聴きながらスマホ構ったり読書したり。


10月11日(水)

妻が「あかり」を膝の上に乗せて朝食を食べていたら、太ももがおしっこで濡れていることに気づく。慌ててオムツを換えようとしたら、うんちも出ていることがわかり、着替えも必要だったのでシャワーでお尻を洗うことにする。「あかり」を妻が抱え、シャワーを股間を中心に当てる。

抱きかかえていればウーンッといきんで、そのあとにブジュブジュと音がするので出したことが分かるし、夏場はくさい臭いから判断していた。でも冬場は服の生地が厚くなり、臭いが漏れなくなってきている。気持ち悪さや不快感を覚えて、教えてくれるようになってほしい。

帰宅後、入浴。

先にあがった「あかり」の着替えとミルクは妻の担当。私があがってからは妻と交代して「あかり」をみたが泣き出したので、ミルクを追加で2回与える。朝に続き日中にもうんちして宿便がなくなったためかトータルで180mlを飲む。

夕食(蕎麦)後、寝室にあがりAbema TVで「フリースタイル・ダンジョン」。

MC松島、1回戦で終わるのは残念すぎる。1回戦負けだからといって、フランケンとかゴズとかと一緒くたにしてはいけない。相手の良さを引き出すと言っていた輪入道が、新しい引き出しをMC松島に開けてもらった形になっていた。直球すぎる“バイブスおじさん”輪入道の魅力を出しすぎてしまったのが敗因。MC松島と呂布カルマのバトルが見たかったな。

MU-TONは「少しテンポの遅いLick-G+福島訛り」なのでズルすぎる。良いに決まっている。呂布カルマの言っていることを相手にしないのが呂布カルマの攻略法であることを示した。

般若行く前にどっかで負けるだろうけど、来週はまとめてMU-TONの回になるくらいは活躍していてほしい。

その後、PUNPEEのゲスト出演した蔦屋好位置がホストのJ-WAVEの番組をradicoで聴きながら寝た。


10月12日(木)

前夜に寝落ちしたので聴き直してから「あかり」を抱いて下におりる。

前日にアップした「MODERN TIMES」についてのエントリへのアクセス数が想定より多くて良かった。

朝6時20分ころから録画した「水曜日のダウンタウン」を見る。そもそも朝から見るにはカロリー高い番組なんだけれど、輪をかけてハイカロリーの回であったし、1時間を通してなら過去最高傑作だった。見終わってからオープニングをもう1回みた。

家に帰ってから、もう1回頭から見ると思う。

リリース日にあわせて「音楽ナタリー」に載るインタビュー読むのは楽しみの一つであるけど、PUNPEEもハイスタもブラフマンもRAU DEFも真心ブラザーズも取り上げられていない。断られたのか、オファーしていないのか、、、。


10月13日(金)

妻の病気の経過と今後の治療方針について話を聞きに病院へ行く。「あと一歩」ではあるけれど「あと一歩」が埋まらずにいる、といった状況。HCG値が0.5以下を続けたいところなのに0.7や0.8くらいをウロウロしていたり、CTをみると肝臓に何か小さい影が見えたり、、、。スッキリと終わんないけど、妻や医師を信じてやっていきたい。

昼食は味噌ラーメンを食べる。

実家に預けていた「あかり」を迎えに行き、午後3時から血液検査の結果説明と予防接種のため再度病院へ。


10月14日(土)

9時出発で妻の定例注射を受けに病院へ。2泊3日で入院して治療を受けるため入院誓約書を書いてもらいに妻の実家へ。義母は仕事で、義父だけいた。

妻の実家まで来たついでに足を伸ばして書店へ行く。その途中に野菜と果物の直売所があったのでりんごや春菊、キャベツなどを買う。書店ではWeb連載を読んでいた「お父さんクエスト」、南信長さんの書評で気になっていた「カフェでカフィを」などを買う。同じ敷地にミスター・ドーナッツあるので久しぶりに買って帰る。

今週のベストは「お父さんクエスト」で確定かと思ったが、「カフェでカフィを」が抜いていった。両作品とも年間ベスト級。

「カフェでカフィを」 [作]ヨコイエミ 評者: 南信長
2017年10月08日 朝日新聞掲載 

■鮮やかに切り取る日常のひとコマ

 一読して、あまりの巧みさに唸(うな)った。おしゃれなカフェの3組の客を、それぞれの視点で描いた連作に始まり、全16編収録のオムニバス。
 会社の給湯室、街角の自販機、昭和すぎる喫茶店、福祉会館の談話室など、いろんな場所でコーヒー(もしくはお茶)を飲む。そんな日常のさりげないひとコマを切り取ることで、愛すべき人々の人生の来し方、行く末を想像させる。その手際は鮮やかで、各話のつながりも絶妙だ。
 なかでも、小遣い帳に知らないカフェの名前と支出を見つけた男とその妻による小さなサプライズ劇は珠玉。自販機の前で立ち話をする男女を自販機目線で描いたエピソードにもグッとくる。妙齢男女の間合いを計りながらのトーク、じいさんたちのとっちらかったおしゃべりなど、会話のライブ感がまたすごい。
 シンプルな線で描かれる豊かな表情やしぐさ、自在なカメラワーク、過不足のない背景、的確な小道具と擬音、光と影の濃淡を生かした画面処理など、作画も圧巻。これは大変な新人が現れた……と思ったら、作者は過去に別名義でデビューしており、イラストレーターとしても活躍中だった。にしても、この表現力にはやはり唸るしかない。

 「カフィ」とは何かと思ったら「coffee」のことであった。

放映後の評判が良いから水を差すこともないんだけど「めちゃイケ」のオファーシリーズは、最初のフリと最後のオチが見えててマンネリになっている。伝統芸能として楽しめる人は楽しめばいいけど、見たことないものを見たい私はついていけなくなっている。ここ数回はダンスのオファーしかされてないし。


10月15日(日)

9時出発で妻の定例注射のため病院へ。帰りに西松屋に寄る。「あかり」は寝ていたので私は車内に残り、離乳食用の道具などを妻が買ってくる。4,000円くらい。高いか安いかはわからない。コンビニで新聞を買って帰宅。

昼食食べてからスーパーで食材や日用品(粉ミルク、ティッシュ、、)、ガソリンスタンドで灯油を買う。帰宅後、部屋の片づけを少しする。

「あかり」は風呂上がりにうんちしたらしいが、緑で水っぽかったという。まだ出きってないようでミルクの飲みが悪かったらしい。

夕食後、消防団の活動に出かけ帰宅は22時30分ころ。

 

今週の「あかり」

火曜日くらいから「ア″~」という声を出すようになった。喉が壊れそうなくらいの声量とガラガラ具合。この声を出すときは笑顔なんだけれど心配になる。物を掴みだしたのはいつからかは忘れた。運転中はチャイルドシートに乗せるとほぼほぼ静かになるし、寝ることも多い。

移動はまだできないし、寝返りから動くこともできないし、逆向きの寝返りもできていない。


今週読み終わった本
オシムの言葉 増補改訂版」木村元彦
「クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方」海老原嗣生
「お父さんクエスト」小山健
「カフェでカフィを」ヨコイエミ


今週買った本
「お父さんクエスト」小山健
「カフェでカフィを」ヨコイエミ
メメント非日常」カラシユニコ
「ロッタレイン#1」松本剛
「編集者ども集まれ!」藤野千夜
「逆境を「アイデア」に変える企画術」河西智彦
「8割捨てる!情報術」理央周
「捨て猫に拾われた男」梅田悟司


今週買ったCD
「unisex」RAU DEF
「Flower Boy」Tyler,the Creator
「今夜/ナミノウタゲ」BRAHMAN
「4:44」Jay-Z
「Colors」Beck

「水曜日のダウンタウン」17年10月11日

まずは、「KAI-YOU」の記事をご覧ください。

kai-you.net

すごかったんで16分の1でスロー再生したら、さらにすごかったので、ご確認ください。
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PUNPEE「MODERN TIMES」ブックレット記載の「EASTER EGG?」がここにも登場しています。

 

私が気づいたことは、日をおいてから記載します。

 

tabun-hayai.hatenablog.com