三原勇気×田中宗一郎「POP LIFE:The Podcast」

「POP LIFE」とは、音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」で毎週金曜日に配信されているポッドキャスト番組です。

 

三原勇気さんと田中宗一郎さんがホストとなり、音楽、映画、マンガなどなどについて語り合います。

 

今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんでください。

 

毎回おおよそのテーマはありますが、田中宗一郎さんのキャプション文にあるように、集められたメンバーによる化学反応が大切なように感じたので、以下のリストでは省略しました。

 


2019年

000~001 宇野維正(1)、柴那典(1)

002~003 荏開津広(1)

004~006 小林雅明(1)

007~010 Yogee New Waves(1)

011~013 ジェイ・コウガミ(1)

014~016 宇野維正(2)、柴那典(2)

017~019 西村ツチカ(1)、夏目知幸(1)

020~022 宇野維正(3)、木津毅(1)、柴那典(3)

023~025 柳樂光隆(1)

026~028 Orono(1)

029~031 荏開津広(2)、木津毅(2)

032~034 西寺郷太(1)、小林雅明(2)

035~037 柴那典(4)、宇野維正(4)

038~040 ☆Taku Takahashi(1/m-flo)、宇野維正(5)

 


2020年

041~042 木津毅(3)

043~045 西村ツチカ(2)、夏目知幸(2)

046~048 佐藤栄太郎(1/Indig la End)、宇野維正(6)

049~051 山崎洋一郎(1)

052~054 柳樂光隆(2)、岸田繁(1/054のみ/くるり)

055~057 オカモトレイジ(1)

058~061 宇野維正(7)、小林雅明(3)

062~065 木津毅(4)、宇野維正(8)

066~069 西村ツチカ(3)、夏目知幸(3)

070~073 あっこゴリラ(1)、長井優希乃(1)、宇野維正(9)

074~076 柴那典(5)、宇野維正(10)

077~079 Orono(2)、木津毅(5)

080~082 荏開津広(3)、あっこゴリラ(2)、長井優希乃(2)

083~084 木津毅(6)、萩原麻理(1)、Orono(3)

085    田中&三原のみ

086    木津毅(6)、萩原麻理(1)、Orono(3)

087~090 磯部涼(1)、宇野維正(11)

091~094 有泉智子(1)、佐藤栄太郎(2)、宇野維正(12)

095~098 なみちえ(1)、荘子it(1/Dos Monos)


ゲスト24名(男性18名、女性6名)


出演回数ランキング

12回 宇野維正

 6回 木津毅

 5回 柴那典

 3回 小林雅明、荏開津広、Orono、西村ツチカ、夏目知幸

日記(9/3,16,17)

9月3日(木)
 妻が検査のため朝7時30分くらいに出かけたのを見送る。私と「あかり」はあとから病院へ合流。病院までの交通手段はJRとバスを乗り継ぐことにした。食事を9割5分で終わらせて歯磨き、着替えをさせて8時15分ころに家を出、徒歩で駅へ。ホームへの到着時間でみてたので、電車に乗り込んでから時間を余らせてしまう。電車には15分くらい乗り、5分くらい待ってバスに乗る。駐車場で妻の車を見つけたので、写真を撮って妻に送る。病院のトイレを出たら妻がいて、いいタイミングであった。
 待合スペースでコンビニのアイスやお菓子、パンを食べて、滝を見に行った。滝は10分くらいで見終わり、中華料理屋でラーメンを食べて帰った。
 夜、Abema「ラップスタア誕生」の新しい回の放映はなかったので、スマホをダラダラ見てから寝た。

 

9月16日
徒歩での帰宅時にSPARTAの新しい作品からタイトルが気になった「未来」というアルバムのラスト曲を聴いた。とてもいい曲だった。

夢にみたことになった
過去の自分に自慢したい
夢にみたことになった
未来の自分に自慢したい

未来/SPARTA (聞き取り)

 「過去の自分に自慢したい」というのはよく聞く言い回しですが、「未来の自分に自慢したい」というフレーズにははじめて接しました。未来の自分は現在の出来事を知っているわけで、それでも自慢したいほどのことが現在の自分に起きている、と私は解釈しました。

帰宅したら注文したものが届いていた。

和山やま「カラオケ行こ!」
井村光明「面白いって何なんすか!?問題」
伊藤敦志「大人になりましょう」

帰宅後はすぐに入浴するのが習慣になっている。早速「カラオケ行こ!」を読む。テンポよく読めるので入浴中に読み終わった。

菅総理。「安倍のいない安倍内閣」「安倍亜流内閣」。その通りだと思う。麻生、小泉の何を評価して留任させた?

途中になっていた「ファミリーヒストリー」ナイツ回(「愛せども誇らず」は名言)、「ロンドンハーツ」NG回(カンニング竹山の不機嫌さと話の長さにうんざりした)を見てからTVerで「テレビ千鳥」を見た。
 「テレビ千鳥」は「番組ポスターを作りたいんじゃ」ということで出来上がったのは被写体としてのノブの強さに引っ張られた大吾が選んだ「トレスポ風の白黒ノブのワンショット」。トレスポっていうかダイハード感。大吾が写っていないことで広報サイドと揉めたというが「テレビ千鳥」の面白さを表現したポスターだと思う。

それからFANZAで気になっていた2作品を買う。ざっと見た感じでは80点と60点くらい。最近はちょくちょくFANZAに作品レビューを投稿している。リリース時期を正確に把握しているわけではないし、音楽や本、マンガのように注目作という概念もないから、レビュー書いても読まれていないと思う。

そのあとは部屋を片付けながらラジコで「佐久間宣行のオールナイトニッポンゼロ」の加藤浩次ゲスト回。加藤浩次がアップロードし続けている秘訣を学びたい。
私も「極楽とんぼの吠え魂」リスナーでした。山本のCD放出とか、下心で鈴木亜美をBBQに誘ったら母親がついてきた話とか、くりぃむしちゅー有田が「Grateful Days」のZeebraのバースを蹴ったこととかを覚えています。

聴きながら、伊藤敦志「大人になりましょう」を読んだ。「漫画『大人になれば』の解題とイラストレーション、または長いあとがき」。「大人になれば」を読み返そうと思う。

結局ラジオを最後まで聴いてしまい、24時を過ぎていたので寝ることにした。歯を磨きながら井村光明「面白いって何なんすか!?問題」のさわりだけ読んだ。井村光明さんは尾形真理子編集長時代の「広告」での「○○を1週間やめてみた」という連載で知ったので単著も購入した。あの連載も書籍にまとめて欲しい。


9月17日(木)

数日前に発表されたNEW ERA×GUCCIMAZEのコラボキャップの発売が正午なので忘れないようにしようと思いながら午前中を過ごした。

11時30分ころにメールを確認したら

CACTUS JACK FOR MCDONALD'S FINAL DROP
CPFM 4 CACTUS JACK AVAILABLE FOR 48 HOURS ONLY
CACTUS JACK FOR MCDONALD'S GRAILS AVAILABLE FOR 48 HOURS ONLY 

というメールが届いていた。

CPFMとのコラボラインではレシートを模したTシャツとイラストのトート、マックのほうでもトートバッグが気になりカートに入れた。

12時になったのでNEW ERAオンラインストアでGUCCIMAZEキャップとTシャツをカートに入れた。カートに入ったがログインで戸惑っている間にカートから消えていた。
前回ニューエラで買ったのはチャンス・ザ・ラッパーの時で、その時に会員登録したが今年4月にシステムが更新されてたらしく登録しなおさなくてはいけなかったという。
8インチというサイズは良いが、もう1つのデザインは着用のハードルが高いので買うのに二の足を踏んでいる。数日しても売り切れていなかったら買おう。

GUCCIMAZE買えなかったのでトラヴィスの注文手続きを進めたら、住所入力の段階で配送は北米限定だと知り、死ぬ。

1勝を目指して1日をスタートさせたが、2敗して午後の仕事へ取り掛かることになった。

Tシャツもトートバッグもキャップも買ったら家族に白い目で見られるのは不可避だったから結果オーライなんだけど、とはいえやっぱり残念だなー。

NEW ERA×GUCCIMAZE、トライバル柄の方は着こなせる自信ないが8インチというサイズはほとんど見かけないので売り切れてないようなら、そのうち買いたい。

 

帰宅。

雑誌「STUDY vol.8」
eastern youth「2020」

 が届いていた。

「STUDY」はステッカー付だった。貼れないけど嬉しい。
「2020」は特典にラバーコインケースのあるHMVを利用した。普段はタワレコ派です。


夕食時は「あかり」にあわせて「天才てれびくん」を見ている。
ゆらさん、せりなさん、まうなくん、ソニアさん、逸材揃いだと思います。

「プレバト!」、録画した「水曜日のダウンタウン」、「ラップスタア誕生2020」を見た。
「ラップスタア誕生」、今日の放送ではSATORU、noma、TOFUの密着VTRが流れた。
3人のなかではSATORUが断トツであった。先週のItaqも良かった。
来週は3人とも楽しみだし、その次の週のマリアナも楽しみ。

23時45分ころになって「アメトーーク」の録画を忘れていたことに気づき、慌ててテレビをつけた。天竺鼠ファンだけど、久しぶりに天竺鼠を見ることができて良かった。もっと引っ張りだこになってほしい。

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ポータブルCDプレーヤーで「2020」を聴きながら寝た。

 

この2日間はテレビと物欲に支配されていた。

最近の雑誌事情(2020年8月)

1)毎号購入する雑誌

1-1「フリースタイル」
年4回刊行してほしいが、年3回しか刊行されなかったりする雑誌。2020年は、8月にようやく今年の1号が発行されたので、年末のベストマンガとあわせて2号しか出版されないかもしれない。最新号に載っていた亀和田武さんのエッセイは素晴らしかった。

1-2「本の雑誌
9月号で定期購読期間が終了したらしい。坪内祐三さん亡きいま定期購読を続ける必要について考えている。

1-3「Dモーニング」
20~30作品掲載されていても、読むのは5つくらい。効率は悪いが「GIANT KILLING」と「宇宙兄弟」の連載が続く限りは解約しない。この2つは休載があるので、「ハコヅメ」「こづかい万歳!」「汗とせっけん」も楽しみにしている。

1-4「ele-king
インタビューに出る人とか年間ベストは、私が好んで聴く音楽とほとんど重ならないけれど買う。

1-5「広告」
19年3月に小野直紀さんが編集長に就任し、まだ2号しか発行されていないが、このクオリティなら2号でも多いと思わされる。刊行スペースもわからないので定期的な情報収集を忘れないようにしている。

1-6「朝日新聞デジタル
文芸誌の発売日である7日と、書評の掲載する土曜日はダウンロードするが、他の日は読んでない。辞めてもいい気はするが、マリオンのプレゼントが当たることを信じているので解約できない。

 

2)毎号買うわけではないが、毎号目次や特集をチェックしている雑誌
2-1「KAMINOGE
今年は、舐達麻、長州力in the pool、柴田勝頼、クロちゃん&豆柴の大群の号を買った。Twitterで発表される表紙画像を確認し、買うとなればすぐに注文する。事前情報がなくても、104号の松永光弘さんのように読みごたえあるインタビューが載っているから全部に目を通すようにしている。

2-2「POPEYE」
リニューアルして、やけのはら氏とかいくつもの連載が終了したので毎号買うのはやめた。村上春樹の「村上T」は軽やかな連載だったが、それもあっさり終わったし。大根仁のセクハラインタビューをいつまでも続ける意味が分からない。あと、前より格段に薄くなった。一時期は本やCDの短評で紹介される作品数が少なくなったが、再度増えたので買わなくてもその部分は確認している。

2-3「MUSICA」
宇野維正さんのレビューを立ち読みできればいい。PUNPEEのインタビューが載った号は買った。年末の年間ベスト号で洋楽のページが外されたのは納得いっていない。
「MUSICA」と「ROCKIN’ON JAPAN」はフェスという収入源を得て延命してきたが、COVID-19でオンラインフェスになってしまった2020年。まだ続けるのだろうか?

2-4「ケトル」
40人によるレビューページがなくなったので、毎号買うのはやめた。藤井健太郎さんのインタビューが載った54号は買ったし、玉城ティナが表紙の最新号も注文した。

2-5「& Premium」
コンビニに売っている雑誌。買わなくても「オモムロニ。さんが使ってわかったこれ、ここがいいよね。」はチェックしている。

 

3)余裕があれば買う雑誌
3-1「GINZA」
松尾スズキさんの連載は楽しみだが、大半のページに用はないので余裕があれば買う。

 

4)立ち読みで済ませる雑誌
4-1「Rolling Stone 日本版」
毎号買っていたが、宇野維正さんと田中宗一郎さんの対談を勝手に終了させたので買うのを辞めた。田中宗一郎さんの作るプレイリストはチェックしている。

 

【まとめ】
坪内祐三、宇野維正、藤井健太郎が私の3本柱。今年の1月に坪内祐三さんが逝去されてしまった。逝去後、特集が組まれた「本の雑誌」「ユリイカ」「週刊文春」が出たので何とかなったが、今後に向けて空洞の埋め方を考えたい。

岡村隆史と松本人志は炎上し、矢部浩之と浜田雅功は語らない

ナインティナイン岡村隆史が4月23日深夜のラジオ放送で女性蔑視の発言をし、放送局であるニッポン放送が謝罪のコメントを出しました。
ダウンタウン松本人志脊髄反射で政治や社会にも口を挟んで私の落胆を誘うから「ワイドナショー」に関しては本放送だけでなくネットニュースも近寄らなくなりました。

今回の岡村隆史、「ワイドナショー」における松本人志の共通点は、相方が不在の場での発言ということです。
相方である矢部浩之浜田雅功もいたらこのようなことにはならなかったのではないかと考えます。
笑いに変えてウヤムヤにするということではなく、そもそもそんなことを発言しなかったのではないかと推測します。
通常、生活しているなかで、思ったことを全部声に出しているわけではなく、場所と関係性の組み合わせに適合させた内容を発しているはずです。自宅、職場、電車や居酒屋といった場所と家族や友人、職場の上司や後輩といった関係性の組み合わせで発言の内容は変わります。
自宅に仕事の細かい話は持ち込まないし、仕事中に家族の愚痴も言いません。

場所について。
ラジオのフリートークは自分のエピソードを語るだけでなく、その時々のニュースについてもコメントすることがあります。「ワイドナショー」では松本人志の目線からニュースを語ることが求められています。
関係性について。
ラジオの場合、その場には放送作家とスタッフしかいません。「ワイドナショー」の場合は東野幸治指原莉乃しかいません。いずれも岡村隆史松本人志が一番上の立場です。
ニュースについて語ることが求められる場で、自分を止めるものがいないとなれば、それぞれの「素」の発言が出てくるのは当然の流れです。
爆笑問題太田光と異なり、読書やネットで知識や教養を高めることのない2人の発言が炎上するのも当然のことです。

ラジオや「ワイドナショー」に矢部浩之浜田雅功がいれば、岡村隆史松本人志に抑止力(あるいは照れ)が生じ、まじめな顔して社会や政治についてコメントすることはないのにと思います。ダウンタウン2人揃えてニュース番組はもったいないから、そもそも「ワイドナショー」が成立しなくなりますが、、、。
相方2人が炎上する一方で、矢部浩之は「やべっちF.C」、浜田雅功は「ジャンクSPORTS」と奇しくもスポーツ番組のキャスターをしています。
笑い最優先ではないスタンスでいるのでしょう。浜田雅功は「スポーツ選手の言葉を引き出すのが楽しい」と「ダウンタウンなう」で発言していました。
また、自分を最前線に置かないという面もあります。「プレバト」では俳句の知識が備わってきていて、助詞や感嘆詞について発言していますが、「浜田さんが言った」と言われると打ち消そうとし、決して知識をひけらかしません。

岡村隆史松本人志ともに「めちゃイケ」や「ごっつええ感じ」のような本流のお笑い番組を今もできていれば政治や社会に対して発言する暇はなかったんだろうなと思う。
自分の主戦場は消えたが、仕事は続けたいし、求められれば嬉しいから「ワイドナショー」のような番組も引き受けてしまっているのではないか。まぁ、体力が落ちたのと、年相応に見られたいから社会派ができるところを見せたいという虚栄心からなのだろうな、松本人志の場合は。
岡村隆史のことはナイナイウォッチャーじゃないから、よく知らん。

 

 

追記(2020年5月1日)

4月30日(木)深夜に放送された「オールナイトニッポン」で岡村隆史が謝罪した。その後、矢部浩之も登場して岡村隆史への公開説教(?)を行ったとラインニュースで読んだ。

コンビの場合、相方の不祥事を収めるのはもう一人の動きによる、ということが明確になってきています。

雨上がり決死隊明石家さんまに頼り、蛍原徹の動きが見えず、宮迫博之が勝手にYou Tubeに活路を見てしまったので、地上波復帰の可能性はゼロに近くなっている。

ロンドンブーツ1号2号は、田村淳の動きにより、田村亮は地上派に復帰した。

購入を検討している書籍と雑誌(2020年2月)

新刊をチェックして脊髄反射Amazonのカートに入れて10,000円くらい溜まったら買うという、今までの生活を辞めにして、最近は未読の本を解消していく生活にシフトチェンジしています。今週は「夏の庭」を50ページずつ読んでいます。

とはいえ、Web「本の雑誌」の新刊番台のチェックはやめられないので、少しずつ買いたい本が溜まってきました。
自分の備忘録としてまとめておきます。

WEBサイト「シンラ」で毎週火曜日に掲載されている「今週の編集部まとめ」。
音楽や映画、書籍や雑誌の紹介を楽しみにしているのですが、最近は紹介される数が少ないことへの不満もこのエントリの理由です。


ミュージック・マガジン」2020年3月号
特集は「ミュージシャンが選ぶ生涯の愛聴盤」。

52組のミュージシャンの方々に、ご自身の「生涯の愛聴盤」を5枚、“いまの気分”で選んでいただきました。

石若駿、VIDEOTAPEMUSIC、Kaede(Negicco)、賽 a.k.a. BADSAIKUSH(舐達麻)、坂本真綾、サンダーキャット、長谷川白紙、マナ&カナ(CHAI)、Moment Joonあたりの選盤を楽しみにしています。実際に聴くかどうかは別として。

ミュージック・マガジン2020年3月号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小説新潮」2020年3月号
坪内祐三さんの追悼特集が載っています。
寄稿者は長塚圭史、壹岐真也(「en-taxi」創刊編集長)、吉田篤弘(坪内さんの小学校の後輩)、亀和田武(倶楽部亀坪)、重松清(「en-taxi」の編集同人)。

「文学界」(鹿島茂平松洋子)、「群像」(橋本倫史)、「新潮」(福田和也)にも追悼文の掲載はあるが、「小説新潮」が最も多くの追悼文を寄せているように思えたので。
重松清さんの追悼文が載った「波」2月号と追悼特集を組んだ「本の雑誌」3月号は定期購読しているので、わざわざ買いには行かない。

 

「この素晴らしき世界」
東野幸治

新潮社のPR誌「波」3月号の表紙を飾った著者。インパクトある表紙で笑ってしまった。単発で週刊新潮を読んだが、まとまって読むのを楽しみにしていた。


「ドミノ in 上海」
恩田陸

「ドミノ」の続編。WEB本の雑誌掲載の書評によると前作「ドミノ」との繋がりがあるようなので、文庫「ドミノ」を読み直してから買う。

www.webdoku.jp

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大江千里渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた」
樋口毅宏

ヒグタケさんの小説を読み通せたことはないんだけれども、カルチャーを紹介する書き手として信頼しています。

大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた


「チェリー」
ニコ・ウォーカー

「サンセット・パーク」
ポール・オースター

海外文学はなかなか読み通せないのだけれど、この装丁は買いたくなる。


「パンツははいておけ 中卒フリーターが大学進学した話」
早乙女かな子

「たまご」
光用千春

Twitterで気になった2作品。

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「ジグソーパズル」
西村瑞樹

インスタのストーリーでオードリー若林が紹介していた。あっさり読み終えそうな気がする。

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「わたしの外国語漂流記」
外国語はシビアな世界を渡る武器にもなり、時に誰かと自分を結ぶ糸にもなる。留学、転職、研究、世界大会……各界の25名が自身の外国語学習法とヒリヒリ、ホロリ、リアルな体験を綴る。

25人によるアンソロジー。重要なのは25人のうち何割のものを読みたいかです。
松村圭一郎、佐久間裕美子、吉岡乾。読みたいのは3名であるが、この3名がラインナップされるなら他の未知の書き手も期待していいはずです。

わたしの外国語漂流記

クレームを入れるときに気を付けたい5つのポイント

【クレーム】
貿易で、売手が契約違反をした時、売手に損害賠償を請求すること。
「―がつく」。一般に、苦情・請求。

 

「クレーム対応」とは一般に「会社に所属する私が、顧客から受けたクレームに対応すること」を意味しています。
クレームを受ける時の対応はネットでも書籍でも職場の研修でも溢れていますが、自分がクレームを入れたいときの対応は、ほとんどまとめられていません。

 

今回のエントリにあたり、「クレーム 入れ方」で検索して引っかかったブログの内容は、「1.相手の嫌がることをする」、「2.怒りを抑えて冷静に自分が嫌だったことを話す」というもの。
この程度ならまだ自分のエントリが入る余地はあるなと感じました。

 

以下が、私なりにまとめた「クレームを入れるときに気を付けたい5つのポイント」です。

 

クレームを入れる目的は、「不利益を被った」「最初に提示された内容と異なる」等に対する異議申し立てです。


① 契約書は相手(会社)側に有利になるように作成されていることを念頭におく
会社の作成した契約書は、その会社が有利になるように作成されています。契約書をじっくり読めばこちらのメリットになることが書いてあるのでは?という期待を持たないようにしましょう。
契約時にしっかりと契約書を読むことはないので、ここは仕方がないと思って諦めます。

 

② 最初の連絡は企業の問い合わせ窓口から行う
担当者に連絡した場合、担当者が処理して終わりとなる可能性があります。悪く言えば、もみ消される可能性があります。
末端の担当者は裁量が限られているので、最初からおおごとにする気持ちで代表メールなり、HPの問い合わせ窓口から連絡します。
「問い合わせ~最初の連絡が来るまでの時間」はその企業の危機管理意識の高低を判断する目安にもなります。

 

③ 担当者(営業マン)に全責任がかからないようにする
担当者(営業マン)を吊るし上げても意味がありません。担当者がクビになったところで、こちらにメリットはありません。
担当者は会社の方針に沿っているだけであり、そもそも会社の基準や方針に欠陥があるのでは?と主張し、あくまでも会社はどう対応するつもりですか?と問うていきます。
担当の営業マンとはどうせ二度と会うことないでしょうから「おおごとになって怒られてるだろうなw」とほくそ笑んでおきましょう。

 

④ 電話や訪問を避ける
謝罪のマニュアルには「直接訪問しろ」と書いてあるのでしょうか?直接訪問するのが最適な謝罪であるかのような風潮があります。
電話や訪問されて、対応する時間を割くのは無駄な労力です。早く切り上げたくて、不利益のまま問題を終結させてしまう危険性もあります。
そもそも相手は営業のプロであり応対してきた場数が違うので、電話や訪問で相手の土俵に乗ってしまうと分が悪くなります。土下座されたときに適切な対応がとれるのならいいのですが、私にはできません。頭を踏んだら逆に傷害で訴えられてしまいます。
メールなどの書面なら相手の発言を検証する時間をもつことができ、こちらが不要な発言をするのも予防できます。
証拠を残しやすいという面でもメールの方が良いでしょう。

 

⑤ 脅迫ととられるので損害賠償としての見返りを要求することはしない
補償を要求するだけでなく、見返りを匂わせるのも脅迫と取られかねません。相手方には法務担当がいて、こちらは素人であることを常に意識しましょう。
見返りが来ないことを前提としてください。
あくまで、自分は傷ついている、落ち込んでいる、あなたの会社を選んだ私が悪いとし、相手からの謝罪を引き出すのが重要です。

 

 

以下は以前クレームを入れたときのエントリです。当時はクレームの入れ方を意識していませんでしたが、おおもとの考え方は変わっていませんでした。

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メルカリをはじめた(初心者のメルカリ体験記)

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お金に余裕がなくなると本やCDをブックオフオンラインに売っていました。メルカリの存在は知っていたけれど、1品1品アップする手間が面倒に思いブックオフオンラインを使っていました。

今回、ブックオフオンラインでの販売に適さないカバンなどが増えてきたのでメルカリを始めることにしました。

手堅く売れそうなものは何かと考え、00年代に夢中になって応募していた雑誌懸賞の当選品であるテレカを最初に売ることにしました。


< 土曜日 >

午前中に実家からテレカを保管していた箱をサルベージし、午後から作業をはじめました。

最初のものをアップして数分で取引が成立しました。

アイドルのテレカを次々にアップしていったところ、複数購入していただける方が現れ、他にも買うから何を出品するか教えて欲しいという要望が出てきました。

土曜日の夕方、手始めに最初の1通の発送を行いました。郵便局のリーダーにバーコードを読ませ、出力されたシールと封筒を渡して終了。あっけないほど簡単に終わりました。


< 日曜日 >

出品したテレカが売れつづけ、値下げ交渉や専用ページ、まとめてアップなどを経て、20から30売りました。20から30売れると商品管理が大変になりますが、封筒に品名や相手のIDを直接メモする手法で難局を乗り越えました。

午後4時ころ郵便局へ行くと、日曜日は午後3時までとありました。チーン。仕方ないので、シールだけ出力して帰りました。

梱包資材がないので、メルカリのストアでクッション封筒とメジャーを買いました。メジャーはロゴ入りグッズが好きなのでつい。

取引成立したカードをよく見たら小さなキズがあった。そのことを伝えると取引なしにしてほしいということだったのでキャンセルすると、メルカリからダメだぞというお叱りの連絡がきた。まぁ、こういうこともある。お手柔らかに。

中古であったとしても、そのものの状態を正確に伝えることがメルカリでは必要な態度です。

ということを学んだので、商品状態は「美品」かもしれないが、1個下2個下のものを選ぶようにした。


< 月曜日 >

前日に送れなかった分の発送を妻に頼みました。窓口で数が多い場合は自分で貼ってほしいと言われたそうです。

日曜の夕方に売れた分は、スクショを妻へのメールに添付し、妻に出力と添付をしてもらいました。

日中に売れた分を発送するため、ゆうゆう窓口が閉まるまえに郵便局へ駆け込みました。私がシールを出力し貼っていると、後から来た人が同じようにバーコードを読み込ませていました。君もメルカリをやっているのかと思ったし、知らないうちにやってる人はいるなとも思ったし、こんな田舎でもやってる人がいるってことは全国区のサービスなんだなと思ったりもした。

アイドルのテレカがひと段落したので、マンガのテレカ、クオカードの出品をはじめた。すぐに売れたのも幾つかあった。

メルカリから資材とメジャーが届く。メジャーは娘のおもちゃになった。伸ばして縮めるのが面白いらしい。「ピタゴラスイッチ」の「巻き尺のジャック」。毎朝見ている5分版によく流れていると思ったけれど、メジャーを買ったら放映に当たらなくなった。


< 火曜日 >

普段は徒歩で通勤しているが、メルカリの発送が7件あって連日妻に頼むのは申し訳ないので自家用車で通勤した。

昼休みに発送に行き、振り込んでもらうまで保留になっていた分を帰りに発送した。

妻に協力を仰ぎ、ちゃっちゃか発送していたらメルカリからスピードバッジが貰えた。まとめて何てことを考えたら溜まってくるし面倒になるから、郵便局へ行くことを習慣にできてよかった。


< 水曜日 >

前日の夜に売れた分の発送を妻に頼んでから出かけました。

あと、雑誌「POPEYE」の以前の号で紹介されていたトートバッグをサイトで確認すると「在庫なし」。少し前にはあったのにと残念に思いながらメルカリを見ると欲しかった色が6割引きくらいの値段で売っていました。売上金が入ったので買うことにしました。初めてメルカリで買います。広島県から来るそうです。

出品したカード類に対してメルカリから「10%値段を下げれば売れるんじゃないの?」という提案ありましたが、ここまでの3日間、毎日郵便局へ行き送付していることの疲れがきたので、値下げは保留にしました。

テレカ以外のものも出してみようと考え、帽子とサコッシュを出品することにしました。帽子はフェスの物販で買ったけれど浅いのであまり使わなかったもの。サコッシュはZOZOで買ったけれど同じくあまり使わなかったもの。

同じものをメルカリで探したところ、いい値段で売っていたので、参考にしながら設定しました。

帽子は15分くらいで売れ、サコッシュはすぐに「いいね」が1個2個つき始めました。

同時に妻が不要と判断した絵本も出品しました。閲覧やいいね!の伸びは鈍いですが、どうなることやら。


< 木曜日 >

寝起きに確認するとサコッシュが売れていました。

サコッシュは出品前に発送方法を決め、その旨を商品説明欄に書き込み、写真撮影後に袋に入れておいたので袋の封を閉じて完了しました。

帽子は適当な箱がなかったので、帽子を買った時のニュー・エラの箱を流用しました。中には新聞紙を積めましたが、帽子をビニール袋に入れた方が丁寧だったと今になって反省しました。

梱包の準備を整えてから出品しないと売れてからオタオタすることがわかりました。梱包資材の調達もしないといけません。

帽子は妻に送付を頼み、サコッシュは「代金を納入後に」というこだったので、仕事の合間に自分で手続きしました。

仕事で家に寄ったら注文していたものが届いていました。到着連絡を使用と思いましたが、開封している時間はなかったので帰宅してから評価することにしました。

帰宅後確認すると、タグのついている新品でした。新品を半値以下で売ってくれるなんて、、、!袋のなかにビニール袋で包まれており、メルカリのマスキングテープで留めてありました。このくらいしないといけないんだと学習しました。

夜、使っていなかったショルダーバックを出品しました。必要なら値下げ交渉してくることを見越し、強気の値段にしました。どうなるでしょうか。

メルカリが登場してきて、物を大切に扱うことの価値が高まっているように思う。買って終わりなら乱雑に扱ってもいいけれど、メルカリに出品するなら大切に扱い少しでも高値を付ける方がいい。


今日までに約40件の取引を完了した。5万円くらい売り上げて6,000円使った。


< 金曜日 >

寝起きに確認するとDVDが売れていました。3枚組のBOXなので袋へ入れた際に「ゆうゆうメルカリ便」既定の厚さ3㎝を超える心配がありました。

出勤前に郵便局へ寄り手続きすると、なんとか既定の枠に収まりました。

今週は結局、月曜日から金曜日まで5日連続でメルカリの発送を行い、毎日私か妻が郵便局に行きました。1日2回発送した日もあったから計8回。

メルカリに振り回された1週間となりましたが、週末は慰労会で焼き肉を食べに行きます。乾杯。


< 今後の予定 >

今週末は予定がなく発送の余裕があるから、メルカリからの1割引きの提案を夕方頃に実行しようと思う。

実家に行けば売れそうなものがあるから、それをサルベージしてこよう。

 

< 今後のメモ(1)カード類の梱包方法 >

ダイソーで購入したもの
 ・長3の封筒
 ・A4の画用紙
 ・チェキ用のフィルム
 ・マスキングテープ(短くカットされたものがシートになっているもの)

(1)折りたたんで長3封筒に入るように、画用紙の不要な部分を切る
(2)カードをチェキ用のフィルムに入れる
(3)カードを入れたフィルムを折りたたんだ画用紙の内側にマスキングテープで留める

この方法で20件、30件の取引をしましたが、クレームはありませんでした。


< 今後のメモ(2)値段のつけ方 >

販売手数料が10%、送料は「ゆうパケット」なら175円

 500円なら、利益は 275円
 600円なら、利益は 365円
 700円なら、利益は 455円
 750円なら、利益は 500円
 800円なら、利益は 545円
1,000円なら、利益は 725円
1,350円なら、利益は1,040円
3,000円なら、利益は2,525円
3,600円なら、利益は3,065円
4,000円なら、利益は3,425円
5,000円なら、利益は4,325円

カード類は500円にすると売れる可能性は高まるが、利益が、、、、。薄利多売。積み上げが大切です。

メルカリをすることで商売を学び、10%の手数料は高いと感じ、消費税10%には今後も強く反対していこうと決意を新たにした。

 

< 今週のまとめ >

・何でも売れる可能性はあるが、すぐに売るためには「需要と供給のバランス」を意識する必要がある
・値段を安くすれば売れるけれど、このくらいの利益は得たいという、こちらの事情とのせめぎあいが起きる
・テレカ等の値段のつけられない物は、価格の設定がわからない。次から次へと売れていったということは値付けの低かった可能性がある
・出品したいものが中古であったり汚れていたりする場合、現状を正確に伝えることが必要です。現状を伝えたうえで見合った価格をつけることができれば手続きが成立します。どこかを偽るとあとで痛い目をみます。顔が見えない取引であるから、より信用の重要性が増していると感じました。

・発送時に郵便局の窓口で現金を払う方式なら、お金の出し入れが面倒だから嫌になっていたろうと思う。

・出品の手続きが簡単であるけど、梱包のことを考えてから出品の登録をするようにしていきたい。