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くるり「東京」~「ミュージック・ポートレイト」岸田繁×又吉直樹

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東京の街に出て来ました

あい変わらずわけの解らない事言ってます

恥かしい事ないように見えますか

駅でたまに昔の君が懐かしくなります

 

くるり「東京」

 

2016年10月27日に放送された『ミュージック・ポートレイト』「岸田繁×又吉直樹 第1夜」において、又吉さんがくるり「東京」を10曲のうちの1曲として挙げていました。その「東京」の歌詞の冒頭について以下のように話しており、衝撃を受けました。

「あい変わらずわけの解らない事言ってます」ってことは、出てくる前からわけのわからん事を言うてたんやっていうのと、それですごいなんか色んなことが説明してなくてもわかるっていう

又吉さんは「あい変わらずわけの解らない事言って」るのは、上京してきた主人公であると解釈してるわけです。それを聞いていた岸田さんはニコニコしていました。

 

 「あい変わらずわけの解らない事言ってます」について、わけの解らない事を言っているのは、主語は、「東京の街」であると15年くらい解釈してきました。

住んでいた街とは違う人の多さに加えて、各店舗から流れる音楽や街頭ビジョン、呼び込みの声が溢れている騒がしさに対してのことなのかと。

そして、心もとない東京で、強がりだろうけど「恥ずかしい事ないように」ふるまって、溶け込もうとする主人公の姿を思い浮かべていました。

自分が「わけの解らない事を言ってる」と自分で客観的に判断できるのは疲れてるときくらいです。よっぽど疲れている時以外は、周囲から「わけの解らない事を言ってる」と思われてたとしても、自分のなかでだいたいの理屈は通っているはずです。

 「あい変わらずわけの解らない事言ってます」と距離を置いた言い回しをしているし、この部分の主語は「東京」で良いと思うのですが、どうなんでしょうか?

 

 

岸田繁 選曲

1曲目   「The Entertainer」 スコット・ジョプリン

2曲目   「1974 (16光年の訪問者)」 TM NETWORK

3曲目   「GOOD TIMES BAD TIMES」 LED ZEPPELIN

4曲目   「BELLBOTTOMS」 The Jon Spencer Blues Explosion

5曲目   「東京」 くるり (※インディーズver.)

6曲目   「Pyramid Song」 Radiohead

7曲目   「交響曲第39番(3楽章)」 モーツァルト

8曲目   「帰って来たヨッパライザ・フォーク・クルセダーズ

9曲目   「琥珀色の街、上海蟹の朝」 くるり

10曲目 「おぼろ月夜」

 

又吉直樹 選曲

1曲目   「カレーライス」 遠藤賢司

2曲目   「からたち野道」 THE BOOM

3曲目   「MOTHER」 奥田民生

4曲目   「東京」 くるり (※メジャーデビューver.)

5曲目   「明日はどっちだ!」 真心ブラザーズ

6曲目   「JACK NICOLSON」 bloodthirsty butchers

7曲目   「オールドルーキー」 竹原 ピストル

8曲目   「IGGY POP FANCLUB」 ナンバーガール

9曲目   「ぼくのお日さま」 ハンバート ハンバート

10曲目 「太陽のブルース」 くるり