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父になろうとする人へ ~ 鴨田潤「プロテスト・ソング」

音楽 雑記

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2011年3月9日にイルリメが本名の鴨田潤名義でリリースした弾き語りによるアルバム『一』。

その最後に収録された17分近い大作「プロテスト・ソング」。

エッセイのような曲の内容を簡単に書きます。プチリリやj-lyricなどの歌詞サイトには載ってないので、全容が気になった方は、現物を入手してください。

 

主人公が3年ぶりに実家に帰ると兄弟の部屋は親父の部屋になっていて、30年ぶりに親父が手に入れた自分の部屋には押入れにしまっていた若い時の物がちらほらと表に出ていました。

親父の青春がタイムスリップしているから、冷やかし半分の好奇心であれこれ物色していると「昔の曲」と書かれた色褪せたカセットテープが見つかります。

そのテープには昭和のポップス、洋楽のロック、ラジオ番組が入っていると思いきや、先の細い生々しいギターが鳴りだし、それに乗せてまさかの親父の歌声が聞こえて来ます。

夜も過ぎ、帰宅した親父に、晩酌の勢いを借りてカセットテープについて聞きます。

 

結婚して一年後、おふくろが妊娠したので

俺が生まれたら今よりも

もっと忙しくなるだろうから

今のうちに何かしてみたかった事を

やっておこうと

電気屋へ行って

一番安いラジカセを買ったらしい

 

もともと歌詞はその当時、反戦歌に憧れ、

見よう見まねで

作ってあって、ギターもほんの少しだが

コードが弾けたので

毎日少しづつ寝る時間を削って一週間かけて

曲を作り、録音して残したらしい

 

親父の歌声は

今よりもずっと若くて

だからこその青さが

俺の様にダサかった

 

俺たち、子供が

この家を出たことで

ようやく手に入れた念願の書斎で

親父は今も生きていた

 

いつ買ったかは忘れたけれど、最初に聴いてから今まで、頭の片隅にこの歌詞がありました。

妻が妊娠し、出産予定日まであと4ヶ月。

この4ヶ月で何をしようか、何ができるのかを考えています。

妊娠発覚直後から何をしようか考えていたものの、日々の生活に追われるうちに、満6ヶ月を迎えています。

ラップでもしようか、曲を書こうか、小説を書こうか、習い事をしようか、どこかに出かけようか、、、。

結婚するまでは1人で出かけることが普通だったのに、交際するようになってからは妻と2人での外出が身体に馴染み、1人で出かけるのは通勤と食材を買いに行く時くらいになりました。

今は妻への負担軽減のため、2人での外出頻度は月2回ほどになり、もっぱらファミコンミニで「ドクター・マリオ」ばかりやっています。

 

ファミコンしてるうちに出産予定日を迎えてしまいそうだ。