あかり、育つ(17年7月3日~)

7月3日(月)

前日の晩から、24時まで私が「あかり」の付き添いをして、それから父と交代するようになった。

2日の夜から朝にかけての「あかり」は、病院の行き帰りで多少の疲れが出たのか3時間くらいで起きる以外は落ち着いて過ごしてくれた。

帰宅後、まずGRGRをした。あまり排出量が多くなかった。

そのまま祖母と沐浴させる。リラックスした顔をする。

夕食後「あかり」の付き添いをする。

妻がいる時は、妻が中心になり「あかり」の育児をしていて、両親はたまに見るだけでほとんど手を出さなかった。

しかしながら、このような事態となり、図らずも両親が育児において前面に出てくるようになった。

色々意見してきて腹立ったり、育児する姿が楽しそうだなと思ったりするが、早くアパートに戻り、3人で生活したい。

23時ころから「あかり」が泣き出す。寝ぐずりの再発。やはり前日は疲れていただけだったのかもしれない。

全力で泣き続けているのに、その全力さ加減が一向に衰えない。この動力は何なんでしょうか。

24時になっても泣きやまず、父と交代した。

樋口毅宏「おっぱいが欲しい」を読みはじめた。

 

7月4日(火)

その後、「あかり」は3時くらいまで寝なかったという。

3時に寝て、8時になっても起きない。完全な昼夜逆転

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帰宅後、GRGR。

大量に出す。最初は濃い緑で、徐々に黄色いのが出てくる。ある程度出し尽くしたと思えたところでオムツを履かせる。

しかし、抱いていると排便の音がしたのでオムツを脱がせて排便を確認し、履き替えさせる。

GRGR→沐浴→ミルクというルーティーンを行う。

21時ころから子守りをする。

DJ KRUSH「軌跡」の4周目が終わる深夜2時30分ころに父が起きて来たので交替して寝室に上がる。

Abemaビデオで「フリースタイル・ダンジョン」晋平太とR-指定。

「フリースタイル・ラップの教科書」の巻末で対談相手に呼ばれるくらいだからRとの間に遺恨はないことは分かっていました。なので、単純に技術重視の内容になるかと思いきや、何か、情念が勝っていた方が勝ちみたいな。

花の種類を並べたてたRは見事としか言いようないでしょ?競技なら1戦目クリティカルだけど、情念が入ってくるから3本目までかかる。

R-指定を強いと認めて、でも勝負を降りない、と宣言されれば判定はチャレンジャーに傾きます。

漢との対戦では技術優先の判定だったけど、今回の対戦では情念が優先されている気がする。技術と情念のの間で判定が揺れているなと思いました。Lilyさんはビジュアル要員で、この人に納得いく審査を期待してもダメだよね。今回の対戦ではコメントなかったけど。

やましい所があって場を離れた人が、色々言われるのを分かっていて戻ってくることほど憂鬱で勇気のいることはなかなかなくて、もともと「フリースタイルラップの教科書」を発行した晋平太に「情念」が追加されたら晋平太が勝ち進むのは仕方ない。

でも、競技としてそれでいいの?とは思う。

晋平太が、俺はHIP HOP中毒と言っていた。でも、HIP HOPに好かれていないのが晋平太。

DJ KRUSH「軌跡」と「フリースタイル・ダンジョン」全く別物ならいいんだけど、R-指定がどちらにも加わってるから混乱する。

 

7月5日(水)

仕事終わりで妻を見舞う。前の日の夜は副作用で具合が悪くなって点滴をしたと言うが、今のところ体調はよさそう。

行きに買ったアイスとシュークリームを2人で食べる。

渡したマンガ「BLUE GIANT SUPREME」2巻は面白かったと言っていた。「21エモン」はコマが細かいから読むのに時間がかかると言っていた。

前の日に父がガラガラ(メリー)を買ってきたことを聞いてないと言われた。多少のすれ違いがあって怒られたから言わなかったと返した。

金曜日に「あかり」の診察終わりで顔を出すと伝えて帰る。


帰宅後、母親と「あかり」の沐浴。沐浴はリラックスするようで泣いたことがない。

夕方、自然排便があったという。


諸々のことを両親に任せて早めに寝る。

寝室に行って「水曜日のダウンタウン」の録画予約を忘れていたことに気づき慌ててセットするが、後半の20分くらいしか録画されてなかった。

 

7月6日(木)

 

7月7日(金)

「あかり」の耳鼻科診察のため午後仕事を休む。

早めに行って妻のところに顔をだしてミルクを飲ませる。

その後、診察。耳の聞こえが悪い疑いがあったので診てもらうことになったが今のところ異常はなさそう。

 

7月9日(土)

午後から「あかり」を連れて病院に行く。

病室には妻の友人が子どもを連れて見舞いに来てくれていた。

母親の後を追って歩いたり、会話できるようになるまで、あと2年。待ち遠しいけれど、ゆっくりでいい。

夜から朝にかけて「あかり」の付き添い。3時、7時、11時、15時、19時、23時の4時間周期が身体に馴染んだのか寝付かない事がなかった。

 

7月10日(日)「外出と育児ノイローゼ

10時過ぎに家を出て郵便局で入金し、出たところで写真館から電話があり、妻の入院前に撮影した写真が完成したと連絡を受ける。

写真を受け取り、病院へ行く。

とりあえず、上田市に向かうことにした。

イオンで乳児用の古着屋を見たり、タワレコ、ヴィレバンを覗く。

Spotifyで音楽を聞いているけれど、解説や歌詞、和訳が気になったり、物として欲しくなってしまうから、結局フィジカルも買ってしまう。CDプレーヤーはCDの交換が面倒なので、買ったきりで再生してないCDも多い。

Lil YachtyやMIGOSは日本盤がなく輸入盤しかなかったから買ってない。

その後、サント・ミューゼ。官民問わず、ホールの演目の水準は館長の手腕とイコールであると思わせる。上田は演劇において松本に迫ろうという気持ちを感じる。

ショッピングモールなどの商業施設や公共ホールの授乳スペースは多目的トイレを兼ねている場合がほとんどであるが、サント・ミューゼは違った。

個室で、冷暖房完備で、ソファがあり、流し台があり、ポットが備えられていた。

その後、「アカチャンホンポ」へ行く。アカチャンホンポなんて、少し前まで視界に入らない場所だったのに、興味深く眺めてします。

「あかり」の足のサイズは8cmで、靴は11cmのものから並べられていた。

お尻に動物を大きく縫い付けたズボンが売っていた。お尻が汚れるから?と言ったら、オムツを履いてお尻が大きくなるかららしい。なるほど。

スーパーで妻の日用品を買ってから病院に戻る。

高速を降りたところから泣き出したので、病院で白湯を飲ませ、慌てて帰宅する。

帰宅後はGRGR→沐浴→ミルクというルーティーンをこなす。

夕食後から「あかり」の付き添い。暑さのためか、疲れたためか、19時のミルクのあと泣き続ける。白湯を飲ませるが落ち着かず、30分繰り上げて22時30分にミルクを飲ませたら落ち着き、寝てしまった。お腹すいてたなら言ってくれよ。

少し前に「23歳の母親が生後2ヶ月の娘に祖母の服薬していた高血圧の薬を飲ませて殺害した」というニュースがあった。「ホストに行きたくて」「子どもが邪魔」という発言から、どうしようもない母親だということになっている感がある。

でも、都会の狭いアパートの一室で昼夜を問わず、新生児が叫ぶように泣き続けることに対して、一瞬でも「イーーーッ」て癇癪を起こさずにあやし続けることの大変さを経験してから言っているんだろうか。

私だって子育てをする前は、泣く子どもに手をかけたニュースを聞けば憤っていました。けれど、今は「わかるよ、、、」と思うし、一方的に非難することはできません。

足を持つ手に力を込めたり、泣くなよと声を荒げそうになる瞬間は一度や二度ではないです。

「ホストに行きたくて」と理由が過剰だったから非難も集まるけれど「本が読めてない」「テレビが観れてない」「友だちと会えてない」「美容院に行けてない」「外出ができてない」「外食ができてない」という理由だったら、どうか?

子どもが産まれることで数か月前までの自分とは全く別の人格になれるわけではなく、「お父さんクエスト」にあるようにアプリが1つ増えたくらいの感覚が正確です。

今は「子ども」というアプリに熱中しているけど、それまで利用していたアプリがアンインストールされたわけではなく、今も「子ども」のすぐ近くにあるわけです。

そう簡単に切り離して、子どもが泣き叫んでも平常心を保てるのか。

育児ノイローゼになるのも分かります。子どもに手をかけない代わりに、自分を傷つけているようなもんです。

殺害に至るまでに家族の支援は無かったのか。全てを母親だけに負わせて非難することは私にはできない。本人の趣向であるから「ホスト」と「飲み会」の間に差なんかないのに。