あかり、育つ(17年7月24日~)

7月24日(月)

「あかり」誕生記念の飲み会を開いてもらったため、帰宅は21時ころ。

帰宅すると叔父が来ていて「太った」「弛んでいる」と言われる。その後、酔いもあってか、色々言われる。色々伝えていきたい気持ちはあるのだろうが、楽しそうな生き方ではないから憧れは持てない。

でも、生涯の一時くらいはギラギラしなくてはダメなんだろうなとは思う。全力でしたことがあったかと振り返ると、、、、。36歳。まだまだなのか。もうだめなのか。

日中は妻の両親が朝から午後4時くらいまで「あかり」を見ていてくれたという。が、来たのが久しぶりだったためか、ギャン泣きしていたという。

19時くらいのミルクの際に排便があり、23時に交換した際も排便があった。順調に出来るようになっており安心する。

 

7月25日(火)

最近「あかり」は日中を通して起きていることが多くなったと聞く。そうなのかと思いつつ、振り返ってみれば私が1日を通して「あかり」を見ている機会はないことに気づく。

例えば、土日祝日といった休みの日は「あかり」を連れて妻の見舞いに行くし、「あかり」を病院へ連れて行くために休みを取った際も妻のところに寄っている。

どこも出かけず家にいる日はないけれど、そういう日があったとして、そんな日に限って泣かれたりしたら大変だろうし、寝てくれって思うだろうな。

前日とは違って6時30分ころ帰宅したので、早々に「あかり」の沐浴。

17時にミルクを飲んだばかりというから19時の風呂上がりのミルク量は80mlに減らしたものの足りない雰囲気を出してきたので40ml追加する。

食事後は私が「あかり」を見るのだけど、なかなか寝ないので21時ころに60mlのミルクをあげたらすぐに寝た。

若林正恭「野良犬と表参道のセレブ犬」読了。

樋口毅宏の復帰作や坪内祐三さんの連載や古賀史健による燃え殻「ボクたちはみんな大人になれなかった」書評などが載っているから買った「小説現代」8月号。早速、樋口毅宏ノヴァーリスの銀行強盗」から読みはじめる。


じきに寝てしまう。

 

7月26日(水)

仕事帰りで病院に寄る。

 

7月27日(木)

保健師の訪問があり、「ミルクは泣いたときでいい」「ミルクは1日1,000mlを超えなければいい」という助言を母親経由で聞き、妻に伝える。

すると、離乳食を与える段階になって生活のリズムが狂うのではないかと心配したメールが来る。ネットには定期的に与えるとあったとか。

ポスト・トゥルースは子育てにも及んでいます。赤子の意思決定能力が未発達なのをいいことに、どのやり方も正解であるように思います。

子育ての主体となる自分が入院していて手を出せないというもどかしさは分かる。分かるけど、ミルクだけ与えている限りにおいては、多少生活のリズムが狂うのは仕方ないとして、任せるしかないのではないかと思う。

 

7月28日(金)

前日の内容を保健師に確認すれば、「最低3時間おきというリズムは守る必要がある」と言われる。今までどおりだった。

小児科の診察があるため、お昼で帰宅。

先週行った血液検査の結果を聞くための受診。

簡単に言うと、胎盤を妻と共有していたので、妻と同じ病気になっていないかの確認のため。結果は異状なしであったから、とりあえず安心する。

「あかり」は出生直後に輸血を行っているから3ヶ月経つとHIV感染などの検査を行うことになっているらしく、次回はまた採血を行う事になる。また泣くのかな。

診察が継続しそうなので診察の際に予防接種を行ってもらえないか頼み、了承を得る。

診察終わりで「あかり」を妻に預けて、病院の外に出る。

伊坂幸太郎「AX」、南Q太「Pop Life」、銀杏BOYZ「エンジェルベイビー」を買い、病院に戻って、「AX」を読みはじめる。

「AX」は、「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く「殺し屋シリーズ」で、前2作は長編であったが今作は「兜」という殺し屋が主役の連作短編集。

1話目の「AX」は「野生時代」2012年1月号付録の文庫本で読んだことがある短編だったので思い出しながら読んだ。

「チルドレン」(04年)から「PK」(12年)までの16作はきっちり追えていたけれど、それ以降は読んだり読まなかったり、買ったきりそのままだったり。

☓「夜の国のクーパー」(12年)
〇「残り全部バケーション」(12年)
〇「ガソリン生活」(13年)
〇「死神の浮力」(13年)
〇「首折り男のための協奏曲」(14年)
〇「アイネクライネナハトムジーク」(14年)
☓「キャプテンサンダーボルト」(14年)
☓「火星に住むつもりかい?」(15年)
☓「ジャイロスコープ」(15年)
☓「陽気なギャングは三つ数えろ」(15年)
☓「サブマリン」(16年)
?「AX」(17年)

5連勝のあとに5連敗という、逆「さわって・変わって」状態。

6敗している作品も買ってはあるんだ。買ってはあるから、いつでも逆転できます。

6連敗を阻止するため「AX」は読もうと思う。

 

7月29日(土)


10時ころから病院。

 

7月30日(日)

朝、オムツを替えたら排便あるのを確認した。中1日ペースが守れているのでGRGRして誘発するのを取りやめている。

午前中は仕事(作業)。

午後は病院に行くのを休もうかとも思ったが、妻から乞われたので行くことにした。

病院での合間や行き帰りに「すこやか」のスティックタイプを探すのだけれど、どこにも売っていない。ミルクまでAmazonで買わなければいけないんだから小売業の衰退も当然と思える。製品の多様化に小売りは付いていけてないから、Amazonは少数派を救ってくれている。

近所で売ってるものは近所で買うべきだし、売ってない物はAmazonで買えばいいと思うので、皆さんもそうしてください。村上春樹やエグザイル48をAmazonでも1位にする必要はありません。