ソールドアウトしなかったフジロック2018
今週末、7月27日(金)から3日間にわたって開催される「フジ・ロックフェスティバル2018」。私はチケット買うか迷っていましたが、結局行かないことにしました。
「3日間通し券」と「土日券」は売り切れたようですが、他の券種は売れ残り、当日券が売り出されるそうです。
「3日間通し券」「土日券」はフジロックが毎年の習慣になっている「フジロッカーズ」の皆さんが一定数いることの証左であり、これが売り切れなかったらフジロックは終了です。
毎年行くわけではないけれど、ラインナップ次第で考えるという人たちもいます。この浮動票の動きを判断する目安が「1日券」の売れ行きです。
フジロックが偉いのは、サマソニ、ロッキン、エゾロックをはじめとする9割くらいの音楽フェスと異なり、金曜日も開催するところです。週末とはいえ平日に休みを取れる人が多くないのもわかりますから、金曜日の1日券は(ビヨンセ、アリアナ・グランデ、ドレイク、ウィーケンド、フランク・オーシャンがラインナップされるとか)よほどのことがない限りソールドアウトしないでしょう。
なので、土曜日と日曜日は売り切れなかったのかがラインナップが魅力的であったかどうかの指標になっています。
ステージの大きさ、順番、告知から考えて今年の日別の売りは以下の3アクトです。
27日(金) N.E.R.D、サカナクション、ポスト・マローン
28日(土) ケンドリック・ラマー、スクリレックス、ブラフマン
29日(日) ボブ・ディラン、ヴァンパイア・ウィークエンド、チャーチズ
ポスト・マローン、ケンドリック・ラマー、ボブ・ディランは凄い、ただ、、、。
今年の傾向として、メインのグリーン・ステージ、セカンドのホワイト・ステージにラインナップされるのが、ロッキンジャパンやエゾロックなど国内フェスに出そうなバンドばかりで、フジロック感が薄いなと感じました。
サカナクション、モンゴル800、エレファントカシマシ、My Hair Is Bad、The Birthday、マキシマムザホルモン、ブラフマン、ユニコーン、MISIA、cero、、、、。
フジロックは海外アクトを招聘するフェスであるから、それぞれへの好みは抜きにして、国内ツアーを回り、大規模会場で単独公演を行うことのできるバンドの1時間程度の持ち時間では、参加のモチベーションにはなりません。
昨年のPUNPEE、一昨年のKOHHがホワイトステージに登場したような、大々的なフックアップが今年は欠けていました。5lack、D.A.N.、Superorganismあたりはホワイトを任せるべきだったんじゃないでしょうか。
これ以上のことはわからないので、自分に即して書きます。
私はケンドリック・ラマー目当てで土曜日に行くことを検討し始めましたが、他のスロット(slot/位置、場所)が悪くて断念しました。
土曜日に見たかったのは、D.A.N.、Superorganism、小袋成彬、シャムキャッツ、5lack / PUNPEE(DJ SET) / Chaki Zulu(DJ SET)。
いずれもレッド・マーキーというテントの中で、後半3アクトはケンドリック終わったあとの真夜中の部。
せっかく「フジロック行ったのにテントの中で過ごすのはなぁ、、、」とか「単独参加だと駐車券買えないから駅に車停めても、ケンドリック終わったらシャトルも終わるしなぁ、、、」となり、これを乗り越えるモチベーションがなかったので、断念した次第。
アンダーソン・パークがケンドリックの前で、5lackが昨年のPUNPEE、一昨年のKOHHのようにホワイトステージ(第2ステージ)なら、、、というのは尽きません。
願わくば、ゲストのサプライズ招聘や熱演がYou Tube越しに伝わってくることを。
来年、2歳のあかりを連れて参加できればなと思う。イヤマフ着用で。
アジカンからのお願い 最近はライブ会場で未就学や小学生の児童を見かけることが増えました。...|Gotch / 後藤正文 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ