図書館に向いてない。あるいは私なりの本の読み進め方。

図書館に借りていた本を返却した。

池上彰の教養のススメ」
「ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門」
「「ぼくたちは習慣で、できている。」佐々木典士

借りていた期間で「ぼくたちは習慣で、できている。」を150ページくらい読み進めたが、読み切れる気配が消失したので、返却することにした。
読書は自分のペースで読み進めていくものだから「読み切る気配」というのもおかしな言い回しであるが、いま読まなくてもいい、読み終わらなくてもいい、という気持ちになってしまった。読むテンションが落ちたというか。

他の2冊は借りたまま1ページも読まなかったし、2週間という貸し出し期間はとうに過ぎていた。

そもそも、私は図書館に行く必要があるのだろうか?同時に、私の本の読み進め方は図書館と相性が悪いようにも思えた。

1月はだいたい15冊くらい買った。毎月5冊から10冊は買っている。
(今月はまだ買っていないが、「電気グルーヴのメロン牧場」の新刊と「続・横道世之介」は必ず買うし、Amazonのカートには10冊近く入っている)

買った本が手元にあるなら、図書館で本を借りてくる必要はそもそもない。けれど、祖母のために小説を借りに行き、そこで面白そうな本を目にすれば借りてしまう。読めないだろうと思っても、読みたい本を見かければ借りてしまう。図書館で借りて読み切れずに返した3冊も、書店で見かけていれば買っていただろう。

「1秒でつかむ」高橋弘樹
「鎌倉経済主義」柳澤大輔
「止めたバットでツーベース」村瀬秀信
「書道教室」筒井秀行
「名作コピーの時間」
ドライブイン探訪」橋本倫史
「拳銃使いの娘」ジョーダン・ハーパー
「ヒットの設計図」デレク・トンプソン
「フィフティ・ピープル」チョン・セラン
「レ・ロマネスクTOBIのひどい目。」
「ヤクザとサカナ」鈴木智
「仕事はもっと楽しくできる」

いま、わたしは以上の本を読み進めている。手をつけてない本がこの5倍くらいある。

電車通勤していれば職場の最寄り駅や乗換駅の書店で1、2冊ずつ買うのが理想。しかし、理想郷などない。

私はAmazonや大型書店で1回に1万円分くらいずつ購入します。

ウェブ「本の雑誌」や新聞の書評欄で新刊をチェックし、Amazonのカートに入れます。月に1回くらい1万円前後を目安に注文する他、大型書店に行く機会があればAmazonのカートを見ながらカゴに入れていきます。この方法で本を買うと読みたい本が同時に手元に来て、少しずつ読み進めることになります。

その本と波長があってくると、その先が気になって一気に読み終えることもあります。それ以外に、特定の著者の作品であれば、一気に読み終えることもあります。大概は、少しずつ読み進めます。

西森洋一「声を出して笑っていただきたい本」は1月21日に買って、その日に読みだしてトイレで読み進め、2月9日に読み終わりました。19日間かかりました。

ここ最近は、布団の中に入ると「止めたバットでツーベース」か「ドライブイン探訪」を1話読み、手が冷たくなったらKOHH「untitled」をイヤホンで聴きながら、スマホを布団の中で眺めつつ眠っています。

手が冷たくならなければ、他の本に切り替え、寝落ちするまで読み続けます。

あっちの本読んで、こっちの本読んでというようなことをしているから、1冊を読み切るまでに1ヶ月かかかることもざら。

貸出期間が2週間と限られている図書館と相性が悪いのも当然。

図書館で本を借りる人は、1冊ずつ読み進めることができるのだろう。私はできなかった。できるかと思ったけど、無理でした。

1日1時間とか、1日100ページとか、週500ページとか、何らかのハードルを設けながらやってみよう。