最近の雑誌事情(2020年8月)

1)毎号購入する雑誌

1-1「フリースタイル」
年4回刊行してほしいが、年3回しか刊行されなかったりする雑誌。2020年は、8月にようやく今年の1号が発行されたので、年末のベストマンガとあわせて2号しか出版されないかもしれない。最新号に載っていた亀和田武さんのエッセイは素晴らしかった。

1-2「本の雑誌
9月号で定期購読期間が終了したらしい。坪内祐三さん亡きいま定期購読を続ける必要について考えている。

1-3「Dモーニング」
20~30作品掲載されていても、読むのは5つくらい。効率は悪いが「GIANT KILLING」と「宇宙兄弟」の連載が続く限りは解約しない。この2つは休載があるので、「ハコヅメ」「こづかい万歳!」「汗とせっけん」も楽しみにしている。

1-4「ele-king
インタビューに出る人とか年間ベストは、私が好んで聴く音楽とほとんど重ならないけれど買う。

1-5「広告」
19年3月に小野直紀さんが編集長に就任し、まだ2号しか発行されていないが、このクオリティなら2号でも多いと思わされる。刊行スペースもわからないので定期的な情報収集を忘れないようにしている。

1-6「朝日新聞デジタル
文芸誌の発売日である7日と、書評の掲載する土曜日はダウンロードするが、他の日は読んでない。辞めてもいい気はするが、マリオンのプレゼントが当たることを信じているので解約できない。

 

2)毎号買うわけではないが、毎号目次や特集をチェックしている雑誌
2-1「KAMINOGE
今年は、舐達麻、長州力in the pool、柴田勝頼、クロちゃん&豆柴の大群の号を買った。Twitterで発表される表紙画像を確認し、買うとなればすぐに注文する。事前情報がなくても、104号の松永光弘さんのように読みごたえあるインタビューが載っているから全部に目を通すようにしている。

2-2「POPEYE」
リニューアルして、やけのはら氏とかいくつもの連載が終了したので毎号買うのはやめた。村上春樹の「村上T」は軽やかな連載だったが、それもあっさり終わったし。大根仁のセクハラインタビューをいつまでも続ける意味が分からない。あと、前より格段に薄くなった。一時期は本やCDの短評で紹介される作品数が少なくなったが、再度増えたので買わなくてもその部分は確認している。

2-3「MUSICA」
宇野維正さんのレビューを立ち読みできればいい。PUNPEEのインタビューが載った号は買った。年末の年間ベスト号で洋楽のページが外されたのは納得いっていない。
「MUSICA」と「ROCKIN’ON JAPAN」はフェスという収入源を得て延命してきたが、COVID-19でオンラインフェスになってしまった2020年。まだ続けるのだろうか?

2-4「ケトル」
40人によるレビューページがなくなったので、毎号買うのはやめた。藤井健太郎さんのインタビューが載った54号は買ったし、玉城ティナが表紙の最新号も注文した。

2-5「& Premium」
コンビニに売っている雑誌。買わなくても「オモムロニ。さんが使ってわかったこれ、ここがいいよね。」はチェックしている。

 

3)余裕があれば買う雑誌
3-1「GINZA」
松尾スズキさんの連載は楽しみだが、大半のページに用はないので余裕があれば買う。

 

4)立ち読みで済ませる雑誌
4-1「Rolling Stone 日本版」
毎号買っていたが、宇野維正さんと田中宗一郎さんの対談を勝手に終了させたので買うのを辞めた。田中宗一郎さんの作るプレイリストはチェックしている。

 

【まとめ】
坪内祐三、宇野維正、藤井健太郎が私の3本柱。今年の1月に坪内祐三さんが逝去されてしまった。逝去後、特集が組まれた「本の雑誌」「ユリイカ」「週刊文春」が出たので何とかなったが、今後に向けて空洞の埋め方を考えたい。