読書日記(2022年1月24日~2022年2月6日)

1月25日(火)

日曜日から読みはじめた「逃げる女」(青木俊)の第1章を読み終わる。タイトルのとおりジャーナリストを殺した容疑者である「逃げる女」を追う刑事の目線で書かれている小説。「逃げ切れるのか/捕まえるのか」はもちろん、「ただの殺人なのに、なぜ警察の幹部や公安が指揮を執るのか?」というところに注目している。

1月26日(水)

21時から「逃げる女」を読みはじめたが、いつの間にか寝ていた。

1月27日(木)

「逃げる女」第2章と第3章を読み終わる。第2章だけのつもりが40ページくらいだったので第3章も読んだ。だんだん真相に近づいてきている。北海道警、神奈川県警、警視庁の配備を抜けて、数分差の判断でまだ逃げている。ジャーナリストを殺したのは「逃げる女」なのか?という疑問も出てきた。

1月28日(金)

「逃げる女」を読み終わる。自分ならすぐに捕まってしまうだろうけど、大きな組織の意のままになってしまいそうになったら、一矢報いるくらいのことは試みたい。

1月31日(月)
大阪にあるミニコミ専門書店「シカク」のメルマガ「新シカクの四角いメルマガ」を購読していて(料金は発生していないが)、そのなかでスズキナオさんが集英社新書から新刊「「それから」の大阪」が出ると告知していました。どんな内容かと集英社新書のホームページを覗いたら、集英社新書プラスというウェブマガジンで連載されていたものということがわかりました。読もうと思ったら横のバナーに「日記のススメ/水道橋博士を発見。

載っている10回分を一気読みしてしまいました。半年で10回という更新ペースは謎ですが、「藝人春秋Diary」のメイキングのようで面白く読めました。いずれ新書になるのだろうが、更新を追いたい。

shinsho-plus.shueisha.co.jp

Webでの連載でいうと、「Webちくま」の津村記久子さんによる「苦手から始める作文教室」と「QJ Web」のてれびのスキマさんによる「きのうのテレビ」の更新を楽しみにしている。

www.webchikuma.jp

qjweb.jp

 

言語学バーリ・トゥード」(川添愛)「プロレス社会学のススメ」(斎藤文彦プチ鹿島を50ページずつくらい読む。

2月2日(水)

今週は今のところ「プロレス社会学のススメ」を読み進めている。

Spotify「奇奇怪怪明解辞典」のTaiTan氏が2021年のベスト作品を挙げる回(92巻中編)を聴いて、書籍の発売が近いというから慌てて予約した。予約したあとで4,000円を超えていることを知る。値段相応なのだろうけど、理由があっての価格設定なのだろうけど、実物を手に取れば納得するのだろうけど「高いよ」と思ってしまった。高くても買うだろうから、値段で買い控えることはないだろうから、「驚いたよ」が正しいのだが。

2月4日(金)

「Webちくま」で連載されている津村記久子さんの「苦手から始める作文教室」、更新されているかをチェックしたら次回更新回が最終回とあった。楽しみにしていた連載が終わってしまう。いずれ書籍化(恐らく「ちくまプリマ―新書」)されるだろうから購入したい。

2月6日(日)

TaiTan氏が2021年のベストに挙げていたプロ野球「経営」全史」(中川右介ソフトバンク楽天DeNAあたりの球団名や経営者の移り変わりは何となく把握しているが、日本ハムやヤクルト、ロッテといった食品会社が経営するようになった理由を考えたこともなかったから、すかさず注文して読みはじめた。

明治から歴史ははじまり、まだ明治時代のところを読んでいるが、「野球は学生に悪影響を与える論争」の時に永井道明という名前が出てきて、あの人か?と思って確認したら「いだてん」に出てきた杉本哲太演じる「ミスター肋木」であった。他にも「天狗倶楽部」も出てきて、「いだてん」の裏では野球が始まっていたのだな、と感慨深くなった。いきなり最近のところから読みはじめなくて良かった。

「読む力 最終スキル大全」(佐々木俊尚の、とりあえず「読書」のところを読む。電子書籍の比重が高いから、私が取り入れようと思うことは書いてなかった。

 

<< この期間に購入した本 >>
スノウ・クラッシュ(上)」ニール・スティーヴンスン
スノウ・クラッシュ(下)」ニール・スティーヴンスン
「僕とデザイン」仲條正義
「読書とは何か 知を捕らえる15の技術」三中信宏
「はい、こんにちは Chim↑Pomエリイの生活と意見」エリイ
「読む力 最終スキル大全」佐々木俊尚
プロ野球「経営」全史 オーナー55社の興亡」中川右介
「ローズ ローズィ ローズフル バッド(1)」いくえみ綾