特典のDVDを聴いている


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『ミュージック・ポートレイト』で又吉直樹さんが紹介していたハンバートハンバート「ぼくのお日さま」。番組を機に、改めて聴きたくなりました。

けれども収録されている『むかしぼくはみじめだった』が見当たりません。残念に思いながら、You TubeでPVを何回か見て、聴きたい気持ちを落ち着かせました。

ハンバートハンバートへの興味が再び高まり、『ぼくはみじめだった』を買い直すことも考えましたが、ディスクユニオンに手ぬぐい付きの『FOLK』というアルバムが売っていたので注文しました。

『FOLK』に収録されている「国語」が素晴らしくて、歌詞をまるまる引用したいのだけれど、本題から逸れるので控えます。

『FOLK』を含め、他にも何枚かCDを買ったので、車のHDにリッピングしました。リッピングするだけだと曲名が出ないので、ネットに繋いでタイトルを登録するためSDカードを取り出しました。SDカードを取り出したけれど、なんやかんやあってタイトル取得の作業を忘れたまま、車に乗ってしまいました。

車に乗って聴くものがないことに気づき、手元にあった『FOLK』は何度か聞いたということで、特典のDVD『FOLK LIVE』流すことにしました。

DVDを入れてから気づいたのは、運転中は映像が遮断されるので、ほぼほぼCDを聞くのと変わりがないということです。

この『FOLK LIVE』には「ぼくのお日さま」が収録されているので、車内で声を張り上げて歌うようになりました。

 

CDにいつごろからか付属するようになったDVD。

ウィキペディアには谷村新司が1996年にリリースした『シンジ ラ ムニタ』が世界初の商業用DVDと書いてあります。

96年が最初とはいえ、実感としては2000年代に入ってからCDの初回限定盤に付属するようになった印象があります。

ライブでもPVでも映像で音楽に接することはほとんどないので、しっかりと区切ることはできないのですが、それでもかつて購入したものを思い出してみました。

 

1997年4月『music clips ALIVE』Mr.Children

1998年10月『WINTER GIFT '98 Happy Songs & Music Clips』広末涼子

2000年2月『ビデオ ポキールBUMP OF CHICKEN

2004年4月『シフクノオト』Mr.Children

2006年7月『箒星Mr.Children

 

『ビデオ ポキール』はVHSで、『シフクノオト』にはDVDが付いてきたので、2000年と2004年の間あたりでDVDが広まりだしたのだろうと思います。

CDの売り上げのピークが『1998年の宇多田ヒカル』に書いてあったように1998年であるから、右肩下がりの市場のなかで、DVDを付属して初回盤の値段設定を高くするのが打開策の1つとして広まったと推測します。

あと、CDとDVDは形状が一緒なのでパッケージしやすいってのも広まった理由の1つなんだと思います。広末の『WINTER GIFT’98』はCDとVHSがセットになっいて、かさばってましたし。

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