音楽

TANBUN No.179〜190

No.179 書こうと思ったことがいくつかあったはずだけど、いざまとめようとしたら3つしか思い出せない。 No.180 メルカリで発送する時は「ゆうパケットポスト」を利用している。出勤前に投函するんだけど、マナーとして集荷時間が午前中のポストに投函してい…

映画「THE FIRST SLAM DUNK」に起用されたのがロックバンドだったことについて

「スラムダンク」が映画になる。「主題歌は誰が担当するのか?」 JP THE WAVYにはNBAで活躍する八村塁をモチーフとした「Louis 8」という曲があるのだから、ラッパーが起用されることを期待しました。しかし、映画「THE FIRST SLAM DUNK」起用されたのはThe …

2022年の年間ベストと2023年にやりたいこと

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 「2023年にやりたいこと」は、「年間ベストアルバム10枚のリストを作ること」。 どういうことか? 2022年も残り数日。 年間ベストが発表されはじめたのにつられ、自分の年間ベストを考えてみたくなる。 今…

TANBUN 132~138

132 ZORN 2022年9月27日に新曲「In The NEIGHBORHOOD」がYou Tubeにアップされ、同時に翌9月28日にアルバム「RAP」が発売されることが告知された。 前のミニアルバム「925」の時も発売前日に告知されたので手法としては同じ。 前作は自身の地元である「新小…

「監獄ラッパー」B.I.G. JOE

単行本を持っていたが、まだあるのか、読まないまま売ってしまったのかは忘れた。 2014年8月に発行された新潮文庫版は実家から持ってきていた。8年も前に買った文庫本を今になって読もうと思った理由はわからない。なんとなく、であるとしか言えない。 読み…

「日本語ラップ名盤100」韻踏み夫

帯を外した表紙には本書タイトルを英訳したものが載っている。 「A Guide To 100 Japanese Rap Great Albums 100枚+関連盤200枚の計300枚を挙げることで「ガイド」としての役割を全うしている。 繰り返しになるが、本書で挙げるのは「ベスト」ではなくて「…

TANBUN 109~126

109 メルカリ メルカリで出品されている果物は盗品でないといえるのか、急に不安になってしまった。よく考えたら(よく考えるまでもなく)メルカリで出品されている果物が盗品でないという保証はない。 プレ値(嫌な言葉だ)になってしまうのは仕方ないと考…

TANBUN 038~054

038 ほうれんそう 「報告・連絡・相談」が苦手で、人に間違いを告白することも、何かを相談することも得意ではない。全部自分で解決しようとしても、解決の前に第三者に知られてしまうのだから、最初から「ホウ・レン・ソウ」をすべき。何かで失敗しては反省…

Mr.Childrenについての幾つかのこと

(1)「半世紀へのエントランス」 デビュー30周年を記念したツアーのタイトルは「半世紀へのエントランス」。 最初に記事で目にしたとき、歌詞集のタイトルを「Your Song」とするバンドなので「50年先も曲は残り続ける」という意味でつけているのだと感じま…

2021年のベストあれこれ

1.本(総合)1位 「ツボちゃんの話 夫・坪内祐三」佐久間文子2位 「嫌われた監督」鈴木忠平3位 「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬 2.小説1位 「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬2位 「現代生活独習ノート」津村記久子3位 「つまらない住宅地のすべての家」…

くるり「ハイウェイ」

くるりが2003年11月にリリースした「ハイウェイ」。 楽曲の長さは4分20秒で歌詞は16行。口ずさみやすく覚えやすい一方で、全体を通して読むと歌詞の意味はとらえどころがありません。 歌詞に沿いながら、自分なりの解釈をまとめたいと思います。 僕が旅…

柴那典「平成のヒット曲」(新潮新書)

平成とは、どんな時代だったのか――。「川の流れのように」から「Lemon」まで、各年を象徴する30のヒット曲から時代の実像に迫る。ミリオンセラー連発の1990年代、音楽産業が大きく変化した2000年代、新たな流行の法則が生まれた2010年代……。小室哲哉からミス…

Creepy Nutsについて思うこと

Creepy Nuts(クリーピー・ナッツ)が一番目立っているヒップホップアーティストであることに異論はありません。楽曲の多くにタイアップが付き、テレビにもよく出ています。「生業」「のびしろ」「バレる!」あたりはよく聴いているが、決して悪い曲ではあり…

「KING OF KINGS 2016」ISSUGI vs T-Pablow

2016年8月10日 KING OF KINGS 2016 東日本予選 KING OF KINGS 2016 BEST BOUT 1ISSUGI Beatはじまるからラップしちゃって 頭の中でもう想像してんの 出る前から口パクパクしてたぜ お前 ワクワクしたって所詮 「 」の中の才能ない 音楽性感じない 一言で言う…

三原勇気×田中宗一郎「POP LIFE:The Podcast」

「POP LIFE」とは、音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」で毎週金曜日に配信されているポッドキャスト番組です。 三原勇気さんと田中宗一郎さんがホストとなり、音楽、映画、マンガなどなどについて語り合います。 今回も台本なしのフリ…

Spotifyの現状

BUMP OF CHICKENが6月28日にストリーミングを解禁し、7月10日発売の新作『aurora arc』も0時と同時に聴くことができました。 大きな一歩であるものの、Spotifyが利用者の期待を全て満たしているわけではありません。 雑誌『MUSICA』2019年1月号掲載の「年間…

まだ間にあう!「ラップスタア誕生!」Season 3

「ラップスタア誕生」とは、どのような番組か? 年始にAbemaTVで「フリースタイル・ダンジョン」の特番を見終えた時に紹介された「ラップスタア誕生」を見て、まんまとはまってしまいました。 この番組はAbemaTVで放送されている、楽曲を審査対象としたオー…

2018年のPUNPEE

2018年にPUNPEEが参加(客演など)した楽曲数は5曲。例年に比べると少ないように思えます。ただ、ラジオ番組「SOFA KING FRIDAY」が始まったことにより渇望感はなく、改めて数えると少ないなという程度。年間を通してPUNPEEの声を耳にした年となりました。 …

あいみょん「憧れてきたんだ」

2017年9月13日にリリースされたあいみょんのメジャー・ファースト・アルバム「青春のエキサイトメント」。 1曲目に据えられた「憧れてきたんだ」。 18年11月時点での最新曲「今夜このまま」と比べると、音域が狭く、粗削りな印象を受けます。とはいえ、同じ…

「フリースタイル・ダンジョン」モンスター抜かれまくり問題を考える。

9月18日放送回で3人に勝ったSIMON JAPが、翌週25日放送回で輪入道に勝ち、5人目、ラスボス・般若が登場しました。 peko(4th Season Rec3)、Lick-G(5th Season Rec1)、MCニガリa.k.a.赤い稲妻(5th Season Rec2)と3回続けてチャレンジャーを般若まで到達…

音楽フェスティバル雑感、というかフェスがしんどい

(1)音楽フェスに行く人 音楽フェスは「去年はサマソニへ行ったけど今年はケンドリック来るからフジロック行こう。来年は20周年で気合い入れたブッキングあるかもだからロッキンに行こう」というようにブッキング次第で行くフェスを決めるものだと認識して…

ザ・ウィークエンド、「TIME」誌掲載インタビュー(和訳)

2018年12月18日にザ・ウィークエンドが来日公演を行います。 ザ・ウィークエンドはケンドリック・ラマー、チャンス・ザ・ラッパーに並んで、今年来日するアーティストのビッグ3の一画です。 しかしながら、ザ・ウィークエンドの位置ははっきり言ってよくわ…

タイアップに絡めとられだした星野源

8月1日(水)付けの朝日新聞全面広告で星野源の新曲「アイデア」が配信限定でリリースされることが告知されました。 CDでなければ入手できない年配の方もいるのに、朝ドラ主題歌を配信限定でリリース、、、。 今回のリリースは、「365日の紙飛行機」を2曲…

「フリースタイル・ダンジョン」2018年7月31日

初代モンスターと2代目モンスターが対戦する「フリースタイル・ダンジョン」シーズン5、rec3。 7月31日放送回は注目点の多い回だったので、まとめました。 いつもは「エキレビ」でのうっすい書き起こしとレペゼン社会不適合者さんのまとめを見て済ませるんで…

アナログフィッシュ「Pinfu」

アナログフィッシュ『Still Life』の最終曲であり、呂布カルマが客演した「Pinfu」。 「Pinfu」=麻雀の役「ピンフ」=「平和」のことです。 「作詞 下岡晃、呂布カルマ」とありますが、ブックレットには呂布カルマ部分の歌詞は掲載されていなかったので、書…

椿とAマッソ加納

2018年2月7日、10日に放送された番組についてです。「フリースタイルダンジョン」はAbema TVで、「ゴッドタン」はTVerで見て、直後に書き始めたのですが、まとめる前にゴッドタンの配信期間が終わり、地元のテレビ局での放送を待っているうちに時間が経って…

ソールドアウトしなかったフジロック2018

今週末、7月27日(金)から3日間にわたって開催される「フジ・ロックフェスティバル2018」。私はチケット買うか迷っていましたが、結局行かないことにしました。 「3日間通し券」と「土日券」は売り切れたようですが、他の券種は売れ残り、当日券が売り出さ…

チャットモンチーが「誕生」を残して解散する

SAKEROCKが解散した時のエントリで、「バンドが終わって友だちに戻ったエピソードを耳にすることはありますが、友だちとして終わることを選んだバンドを他に知りません」と綴りました。 SAKEROCKラストアルバム「SAYONARA」は過去に脱退した2人を呼び寄せて5…

Creepy Nuts「クリープ・ショー」(ついでにR-指定とPUNPEEのこと)

Creepy Nuts「クリープ・ショー」を聴いて感じたことは、3つあります。 「ロックバンドっぽさ」、「フリースタイルの延長」、「サブカルの最高峰」の3点です。 ― 僕はCreepy Nutsのライブには、いい意味でロックバンドっぽさを感じるんです。 松永 たまに言…

音楽の聴き方、2018年3月の。

過去に音楽の聴き方についてまとめてきました。15年にはiTunesで買ってダウンロードした音源をCDに焼いていましたので、隔世の感があります。 Spotify導入以前と、導入した現在とでは環境がガラリと変わってしまいました。 ミスチル桜井氏は、配信をしない理…