「はあちゅう」とは何者か?
「はあちゅう」さんが肩書きを「作家」にしようとしたら炎上しました。
「はあちゅうさん、吉田豪さんに認識されていて凄い!」というのが私の第一印象でしたが、いろんな人がいろんなコメントをし、あれよという間に炎上したので驚きました。
「作家・はあちゅう」に一言ある人は、「はあちゅう」に対して「何をしている人か分からない」「収入源がわからない」「ネット界隈で小金を稼いでいる」というイメージを持っているんだろうと推測します。
あるいは、「作家」を名乗りたいけど、おこがましいから、、、と躊躇している人を軽々飛び越えて行ったことへの嫉妬も含まれていそうです。
『半径5メートルの野望 完全版』『言葉を使いこなして人生を変える』の2冊を買い、読みました。けれど、結局「はあちゅう」さんが何者であるかはわかりませんでした。
両作とも日々の生活で心がけていることなどが書かれており、怠惰な自分には眩しい内容でした。
「はあちゅう」さんは、ネットで課金制のnoteを公開したり、サロン開いたり、スケジュールを公開したり、手帳作ったり、小説書いたり、多方面な活躍が支持されています。小説を除いた著作については、「はあちゅう」さんの活動を支持する人への「副読本」と認識すればいいのではないでしょうか?
著者のことを知らずとも、タイトルに興味があれば手に取ります。一方で、著者のことを認識しているから手に取ることもあります。
世に出ている本の多くは本を読むだけで完結するけれど、「はあちゅう」さんの著作に関して言えば、読み終ると「はあちゅう」さんはどういう人であるかが分からなくなり、ネットで「はあちゅう」さんの情報を探しています。探しても課金を強いてくるサイトにつきあたるから、ジレンマが生じます。恋かもしれません。
古い価値観と対決していかなければいけないんだから、「はあちゅう」さんは大変だろうなと思います。
でも結局は、
というコメントに同意します。正しい反応は「作家さんだったんですか。すごいですね」だと思う。
— ホームラン (@muteit) 2017年3月28日