2016年7月22日金曜日のこと ーーー というか、フジロック体験記


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 初心者が「FUJI ROCK FESTIVAL 2016」に参加した感想です。

 

 7時45分ころに自宅を出て、9時15分ころに越後湯沢駅に到着しました。

 会場近くの駐車場のチケットは2人以上の申込者にしか売ってもらえないので、越後湯沢駅近くに車を停める計画でやって参りました。

 コインパーキングやら町営駐車場やらがあるかと思ったけれど、越後湯沢駅の第2駐車場は駐車料金のかからない簡素な場所でした。運よく空きスペースが2台分くらいあり、徘徊することなく駐車できました。

 越後湯沢駅前のシャトルバス発着場から伸びた列を横目に、フジロック・クッキーとパンフレットの購入、スイカへのチャージをするため駅構内に入りました。

 券売機でスイカにチャージしようとすると、越後湯沢駅はスイカの管轄外であると駅員に言われました。確かにここを確認するとダメな旨が書いてあります。

  チャージは諦めてフジロック・クッキーとパンフレットを探すもなかなか見つからず、代わりにアウトドアグッズ売り場が目につきました。諦めてシャトルバスに乗るため駐車場に戻ると通路に売り場があり、無事に購入できました。クッキーが1,000円、パンフレットが1,500円でした。BEAMSのショッピングバックに入れてもらえました。

 

 車に戻って靴に履き替え、荷物を持ってシャトルバスの列に並びました。シャトルバスは乗車前に料金徴収があります。

 フジロックのために岩盤とチャムスがコラボしたマルチパスケースを購入したけれど、ファスナー付き小銭入れから硬貨が取り出しにくかったので改良を要請します!サイズが小さいんで、もう少し大きくしてください!

 事前に駅から会場までは40分くらいかかると情報を得ていたので本(『読者ハ読ムナ(笑)』藤田和日郎)を持って乗車しましたが、購入したパンフレットを読み込んでいるうちに到着しました。

 この日は入場ゲートでもらったZカードではなく、パンフレットを確認しながら動き回りました。そして思ったのは、パンフや公式サイトに載っている会場図は距離感が掴めないので、Zカードに掲載の会場図に統一してください!

 あとあとZカードを確認して地図の見やすさに驚きましたよ、私は。

 

 7月12日に以下のタイムスケジュールを組みました。

11時00分~ BOREDOMS(GREEN STAGE)

12時10分~ 奇妙礼太郎(FIELD OF HEAVEN)

13時10分~ KOHH(WHITE STAGE)

14時00分~ ラプスレイ(RED MARQUEE)

14時50分~ Suchmos(WHITE STAGE)

15時50分~ COURTNEY BARNETT(RED MARQUEE)

16時30分~ THE INTERNET(WHITE STAGE)

18時50分~ JAMES BLAKE(GREEN STAGE)

20時00分~ The Birthday(RED MARQUEE)

22時20分~ DISCLOSURE(WHITE STAGE)

23時30分~ D.A.N.(PLANET GROOVE)

 全部観れたアクトを「勝ち」、一曲でも観れたのを「分け」、まったく観てないのを「負け」とするなら、11アクトで5勝4敗2分です。

 

 1日を通して反省したことは3点あります。

  1点めは、会場の広さ、ステージとステージの間の距離、ライブが終って満員の観衆が移動を始める時の混み具合などを踏まえたうえでタイムスケジュールは組まなければいけない、ということ。

 2点めは、「フェス飯」と謳われて飲食ブースは充実しているけれど、食べたい料理を食べるには並ぶことを覚悟しなければいけない、ということ。

 3点めは、ヘリノックスのイスは座り心地良いけれど持ち歩くのが不便だから畳んだり出したりを繰り返す手間を惜しんではいけない、ということ。

 

 シャトルバスを降りてチケットをリストバンドと交換し、セブン銀行の移動ATMでnanacoに6,000円チャージして入場ゲートを目指しました。

 「音楽などのフリーライターと無職のボーダー」である兵庫慎司さんが「7/21「アメトーーク」の「夏フェス芸人」を観ながら、他の夏フェス大好き芸人たちとやついいちろうは違うぜ、出演者だぜ、と勝手に誇らしくなってる私はバカだと思います。あと本当にしつこいですが明日からのフジロックで澤部を見かけてもスルーしてあげましょうみなさん!」などと再三にわたって注意を呼びかけていましたが、入場ゲート前でのハライチ澤部さんは「数歩進んでは呼び止められて写真を撮る」を繰り返していました。

 入場する前から疲れていたように思えた澤部さんの体力がフジロックを通じて回復することを祈りながら、追い越して入場しました。
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 入場ゲートはリストバンドのICチップを台にあてると入場できるシステムでした。退場時に特段のチェックはなく、ステージ近辺でのリストバンドチェックもありませんでした。ハイテクであり、参加者と主催者の信頼関係が築きあがっているのだと感じました。

 

 11時からGREEN STAGEでボアダムスを観たあと、Field Of Heavenで奇妙礼太郎を観ようと移動を始めたのですが、なかなか着きません。肝心の奇妙礼太郎も満員だったので疲れが早くも出てしまい、KOHHを観るためWHITEへ向かいました。

 昼食を食べようと思ったけど列の長さに圧倒され、ヘリノックスに座りながらハイネケン飲みながら、持参した「蒟蒻畑」で凌ぎました。フェスに来るときは昼食を持参することも考えようと思いました。

 

 それにしても、フェス会場のビールはハイネケンが多くないですか?アメリカのビールは薄いから、日本のメーカーのビールが飲みたいんですが何とかなりませんでしょうか?ハイネケンフジロックのスポンサーだから、フジロックではハイネケンを飲むしかないんでしょう、恐らく。ステージのすぐ近くにブースがあるから重宝するんですけどね!

 

 14時にKOHHを見終えて、空腹と体力の消耗に耐え切れずオアシスエリアに昼食を買いに行きました。WHITEからGREENを過ぎてオアシスまでの道のりは遠く、ステーキ丼の列に並び終えたときにはSuchmosの始まりそうな時間でした。

 Suchmosをフルで観れないことを覚悟し、GREENでステーキ丼を食べることにしました。演奏していたのはJAKE BUGG。CDを買ってないから初めて声を耳にしましたが容姿とは異なる骨太な声でした。

 くつろぎだしたとはいえ、Suchmosへの諦めがつかずWHITEへ。会場は満員で、あふれていました。観れたのは3曲でしたが、「MINT」聴けたので満足です。

 

 WHITEでTHE INTERNETを見終えて、JAMES BLAKEまで時間があったのでTシャツを買うため入場ゲートを出ることにしました。

 グッズ売り場は3日間に出演する全アーティストのグッズが売っており、選択肢の多さにクラクラしました。

 財布に余裕はあったけれど、荷物が多くなりすぎるとキツイので1万円以内にすることを決め、Suchmos、D.A.N.、VIDEOTAPE MUSIC×cero、それぞれのTシャツを購入しました。総額9,000円。

 クッズ売り場は、高校生くらいの女の子にアーティスト名を伝えて、品物を取りに行ってもらうシステムでした。「Suchmos」「D.A.N.」と表記されていても女の子には「サッチモス」「ダン」と伝えているので、探すまでに時間がかかっていました。客が自由に手に取れるシステムにすれば商品や売り場が乱雑になるので仕方ないのでしょう。

 

 その後、JAMES BLAKEに遅刻し、THE BIRHTDAYをフルで観て、DISCLOSUREに移動したわけですが、DISCLOSUER時に立ったまま寝落ちして帽子のツバが前の人の頭に当たるとかで迷惑をかけるようになり、シャトルバスが25時までだったので、D.A.N.のラストを見終えて帰路につきました。

 

 illionのゲストで5lackが出たと後になって知り後悔していますし、思ったよりフルで観きれないもんだなと感じましたが、楽しく過ごすことができました。

 今度、フジロックに来るときは食料を多めに持参しようと思いました。

 

 「ROCK IN JAPAN」は金曜・土曜・日曜の3日間開催から土日×2週という運営に移行したので、金曜日のフェスは「FUJI ROCK FESTIVAL」だけです。金曜日に仕事を休んで参加することの高揚感と携帯に仕事関係の人から着信があった時のドキドキ感を多くの人が体験しているのではないでしょうか?

 

 DISCLOSUREの1曲目が鳴りだしたとき周囲から「“WHITE NOISE”だ!」と。2枚目の『CARACAL』を職場で聴き倒しているので、何曲かは聞き覚えありましたが、曲タイトルは全く覚えてないので、ちゃんと曲タイトル込みで知ってるんだなぁと感心してしまいました。「WHITE NOISE」は1枚目の『SETTLE』収録らしいので、聴いてみなくてはいけません。

 

 BEST ACTは何にしましょうか。DISCLOSUREです。

 シンガロング起きて最高だったのはTHE BIRTHDAYのアンコール「涙がこぼれそう」で間違いありません!

 

 ということで、まとまりませんが「フジロック体験記」を終わりにしたいと思います。お付き合いいただき、ありがとうございました。