スーパー原信と私の4日間抗争
今回のエントリは、スーパーマーケット、原信と私の4日間抗争をまとめたものです。
「原信」とは新潟県内51店舗、長野県4店舗、富山県2店舗を展開するスーパーマーケットです。
6月2日(土)
食材を買いに家族でスーパーマーケットへ行く。
最近は日常の食材は妻が購入し、私は私で好き勝手に買うという流れになっている。
あかりを連れてふらふらと店内を歩いていると、久しぶりにお餅でも食べようと思いついてもち麦入りのお餅をカゴに入れる。
6月4日(月)
職場から帰宅後、妻から賞味期限が4月末で切れていると伝えられる。
6月5日(火)
レシートは捨てていたので、原信HPの「お問い合わせ」ページに申し立てを行う。
15時35分
>株式会社原信・株式会社ナルスホームページより、以下の内容でお問い合わせを受け付けました。
>お問い合わせいただきありがとうございました。
>※本メールは自動返信メールです。
>■お問い合わせ日時:2018年06月05日 15:35
>■お問い合わせ種類:ご意見・ご要望について
>■お問い合わせ内容:
6月2日に原新==店で、もち麦入りの餅を買いました。しかし、賞味期限が2018年4月30日まででした。レシートがあれば交換をお願いしたいところですが、捨ててしまったため諦めます。 ひどく落胆しました。悲しいです。
16時46分
未登録の番号から着信がある。検索すると購入したスーパーからであった。
17時41分
再度、スーパーから電話がかかってくる。
相手側からの説明は以下のとおり(ざっくりver.)。
問い合わせを受けて陳列されているもち麦入りの餅を確認したところ、在庫が数個あり賞味期限が過ぎていた。6月2日に1個販売したという履歴が残っていた。
ついては、返金させていただきたいので、自宅へ伺ってもいいか?
こっちが恐縮するので断ったところ、来店いただけるのであればサービスカウンターで名前を伝えて欲しいと言われる。
ということで、4日間(実質2時間)にわたる抗争は終着へ向かうことになりました。
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追記
6月11日(月)に妻へ店に行ってもらいました。
サービスカウンターで名乗ると店長が来てくれて代金(429円)とお詫びの品(サランラップ)を頂戴し、終結しました。
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< 結論 >
当然のことなのでしょうが、危機管理/クレーム対応が徹底されていました。
・本部へのメールからほぼ1時間(70分)で、購入店舗から連絡がくる
(70分間で、本部のメール確認→店舗への連絡→店頭と販売履歴の確認→電話、といったことが最低限行われたはずです)
・最初から店長が対応し、家へ訪問して謝罪すると提案してくる
・レシートがなくても返金に応じてくれる
・こちらが申し出た内容とのすりあわせを行っている(店頭の在庫と販売履歴の確認)
納豆や豆腐などの毎日毎週食べる食品、キャラメルコーンやポッキーなど定番商品とは違い、「お餅」は正月以外は食べる機会がない商品のため店舗内での回転数が鈍く、仕入れてから購入されるまでに消費期限が過ぎてしまったんだなと推測しました。6月2日に購入したのも私だけだったようですし。
そして、スーパーが在庫管理をどの程度できているかを見分けるには、「お餅」の消費期限をチェックするのが有効であることも学びました。
私の学びをシェアしたいと思い、普段とは毛色の違うエントリをまとめるに至りました。
クレーマーに対応するお客様相談室というと、かつて読んだ荻原浩「神様からひと言」のことを思い出し、思いだしついでに検索したらどんよりしました。
>『神様からひと言〜なにわ お客様相談室物語〜』と題して、NHK大阪放送局制作によりNHK総合「土曜ドラマ」枠にて2017年6月10日から全6回で放送を予定していたが、放送開始直前の主演の小出恵介の無期限活動休止を受け放送中止となった。