読書日記(2021年11月22日~12月5日)
11月23日(火・祝)
昨日から読みはじめた「平成のヒット曲」(柴那典)を読み終わる。
11月24日(水)
「現代生活独習ノート」(津村記久子)は短編集なので、そのうちの1篇を読む。
「文學界」(2021年5月号)も少し読む。あとは、読みかけになっている「未来めがね2」(荻上チキ、ヨシタケシンスケ)を寝る前に1話読む。
11月25日(木)
職場の忘年会があって、帰ったらシャワー浴びて、そのまま布団に入ったので何も読んでいない。
11月26日(金)
今年中に読み終えたいと考えた読みかけの本の1冊である「0mの旅」(岡田悠)を読む。
次も次もと読み進めていくうちに読み終えてしまった。カバーデザインだけではなく、用紙の選択や章ごとのデザインを含めた装丁が素晴らしく、誰かと思ったら吉岡秀典(セプテンバー・カウボーイ)であった。
11月27日(土)
今年中に読み終えたいと考えた読みかけの本の1冊である「ブラック・チェンバー・ミュージック」(阿部和重)を読む。
少しずつ読んでいた時はなかなか読み進められなかったが、今日はグイグイ読むことができた。残り70ページくらいなら読み切れそうだったが、25時半を過ぎていたので寝ることにした。
11月28日(日)
午前中で「ブラック・チェンバー・ミュージック」を読み終える。
昼ころ駅に読売新聞を買いに行く。久しぶりに橋本倫史の書評が載っていた。取り上げられていたのは「味の台湾」(著者:焦桐、訳者:川浩二)。
トイレで読み進めていた「さよならお婆ちゃん」(松尾スズキ・河井克夫/チーム紅卍)。残りのページ数が少なくなったので、トイレから持ち出して読み終えた。
土日で「現代生活独習ノート」を1篇ずつ読んだ。
<< 今週、購入した本 >>
「10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい;部屋をめぐる空想譚」岡田悠
11月29日(月)
朝日新聞の運営するWebサイト「好書好日」で「次回の読書面」をチェックする。週末の書評欄で取り上げられる書籍が載っており、「畏れ入谷の彼女の柘榴」(舞城王太郎)と「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬)が予告されていた。ただ、順番的に「同志少女よ~」は著者インタビューの可能性がある。
(12月5日に確認したところ、やはり、インタビューであった)
家族が就寝のため2階に行ったので読書をはじめる。津村記久子「現代生活独習ノート」のなかの「粗食インスタグラム」。アルバム「Presence」をかけながら読んだが、アルバムが1周し、すこししてから読み終えた。アルバムが39分で、短編が40ページ。ちょうどいいタイミングであった。
<< 2021年11月に読み終えた本 >>
「ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある」パリッコ
「平成のヒット曲」柴那典
「0mの旅」岡田悠
「ブラック・チェンバー・ミュージック」阿部和重
12月2日(木)
ここ数日は「現代生活独習ノート」を毎日1篇ずつ読んでいたが、昨晩は読みかけたら寝落ちしてしまって読めなかった。昨日の続きを読み、その勢いでもう1篇読んだので、全7篇を読み終えてしまった。
12月3日(金)
朝、早めに起きて昨晩録画した「アメトーーク 読書芸人2021」を見る。
カズレーザー、Aマッソ加納愛子、ティモンディ前田、ラランド西田、ゾフィー上田が出演し、お薦めの本を紹介していた。
紹介された6~9冊では、ラランド西田と自分の読書傾向が似ていると感じ、「いつか深い穴に落ちるまで」(山野辺太郎)を注文した。ベッドの横幅に並べられた本も文芸を読んでいる人のラインナップであった。西田の書くネタとか小説が読みたいわけではないが、読書日記とか書評の連載は読みたいと思った。
Aマッソ加納のように海外文学も読むような読書生活が理想。
カズレーザーは年間500冊買うのに本棚がないらしく、電子書籍が多いんだろうけど、その割り切り方がカズレーザーらしいと感じた。
ティモンディ前田は伊坂幸太郎や森見登美彦を紹介しており、照れがなくていいなと思った。
ゾフィー上田の本棚に「週刊だえん問答」(若林恵)が2巻とも収納されていることを確認する。
12月4日(土)
「同志少女よ、敵を撃て」を読み進める。
12月5日(日)
12月4日の朝日新聞に続き、12月5日の読売新聞にも「同志少女よ、~」の著者である逢坂冬馬が登場し、インタビューに応じていた。
橋本倫史は松尾スズキの近刊2作を取り上げ、中島京子は「人工島戦記」(橋本治)を取り上げ、その他にも購入してあった作品がいくつか取り上げられており、週末の書評欄が充実していた。
図書館に長嶋有「ルーティーンズ」が入荷していたので借りた。「願いのコリブリ、ロレックス」を読み、表題作は「群像」本誌で読んだので軽く読み流して読み終えた。
<< 今週、購入した本 >>
「いつか深い穴に落ちるまで」山野辺太郎