2022-01-01から1年間の記事一覧

くるり「ハイウェイ」

くるりが2003年11月にリリースした「ハイウェイ」。 楽曲の長さは4分20秒で歌詞は16行。口ずさみやすく覚えやすい一方で、全体を通して読むと歌詞の意味はとらえどころがありません。 歌詞に沿いながら、自分なりの解釈をまとめたいと思います。 僕が旅…

「カムカムエヴリバディ」を観て、親からの逃れられなさに落ち込む

NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は「安子」「るい」「ひなた」の3世代100年の物語を紡いでいます。 劇中「安子」から「るい」へと世代が変わるなか、意識しなくても受け継がれてしまう場面と遭遇するたび、親からは逃げきれないのかと落ち込…

読書日記(2022年1月24日~2022年2月6日)

1月25日(火) 日曜日から読みはじめた「逃げる女」(青木俊)の第1章を読み終わる。タイトルのとおりジャーナリストを殺した容疑者である「逃げる女」を追う刑事の目線で書かれている小説。「逃げ切れるのか/捕まえるのか」はもちろん、「ただの殺人なのに…

読書日記(2022年1月11日~2022年1月23日)

1月15日(土) 「2010s」(宇野維正、田中宗一郎)を読み終わる。 「2010s」は2010年代の音楽、映画、テレビシリーズについて作品や作家だけでなくインフラについても語られた対談集。 読みながら考えていたのは、海外の作品に触れることの必要性について…

読書日記(2021年12月20日~2022年1月10日)

12月20日(月) 他に読みかけの本はあるが、部屋の片づけをしているなかで気になった「サハ・マンション」(チョ・ナムジュ)に手を出す。手を出したが、1ページも読まないうちにうたた寝してしまった。 「アメトーーク」の読書芸人で、ティモンディ前田が「…

BOOK OF THE 2021

2021年は55冊読んだ。2020年は57冊だったので2冊減っているが、BランクCランクをつけた作品がなく、要はハズレをひかなかったので、質は充実していた1年になった。 55冊のなかで小説は13冊なので2割くらい。55冊のうち文庫は1冊、新書は2冊なので、新刊の単…