メルカリをはじめた(初心者のメルカリ体験記)
お金に余裕がなくなると本やCDをブックオフオンラインに売っていました。メルカリの存在は知っていたけれど、1品1品アップする手間が面倒に思いブックオフオンラインを使っていました。
今回、ブックオフオンラインでの販売に適さないカバンなどが増えてきたのでメルカリを始めることにしました。
手堅く売れそうなものは何かと考え、00年代に夢中になって応募していた雑誌懸賞の当選品であるテレカを最初に売ることにしました。
< 土曜日 >
午前中に実家からテレカを保管していた箱をサルベージし、午後から作業をはじめました。
最初のものをアップして数分で取引が成立しました。
アイドルのテレカを次々にアップしていったところ、複数購入していただける方が現れ、他にも買うから何を出品するか教えて欲しいという要望が出てきました。
土曜日の夕方、手始めに最初の1通の発送を行いました。郵便局のリーダーにバーコードを読ませ、出力されたシールと封筒を渡して終了。あっけないほど簡単に終わりました。
< 日曜日 >
出品したテレカが売れつづけ、値下げ交渉や専用ページ、まとめてアップなどを経て、20から30売りました。20から30売れると商品管理が大変になりますが、封筒に品名や相手のIDを直接メモする手法で難局を乗り越えました。
午後4時ころ郵便局へ行くと、日曜日は午後3時までとありました。チーン。仕方ないので、シールだけ出力して帰りました。
梱包資材がないので、メルカリのストアでクッション封筒とメジャーを買いました。メジャーはロゴ入りグッズが好きなのでつい。
取引成立したカードをよく見たら小さなキズがあった。そのことを伝えると取引なしにしてほしいということだったのでキャンセルすると、メルカリからダメだぞというお叱りの連絡がきた。まぁ、こういうこともある。お手柔らかに。
中古であったとしても、そのものの状態を正確に伝えることがメルカリでは必要な態度です。
ということを学んだので、商品状態は「美品」かもしれないが、1個下2個下のものを選ぶようにした。
< 月曜日 >
前日に送れなかった分の発送を妻に頼みました。窓口で数が多い場合は自分で貼ってほしいと言われたそうです。
日曜の夕方に売れた分は、スクショを妻へのメールに添付し、妻に出力と添付をしてもらいました。
日中に売れた分を発送するため、ゆうゆう窓口が閉まるまえに郵便局へ駆け込みました。私がシールを出力し貼っていると、後から来た人が同じようにバーコードを読み込ませていました。君もメルカリをやっているのかと思ったし、知らないうちにやってる人はいるなとも思ったし、こんな田舎でもやってる人がいるってことは全国区のサービスなんだなと思ったりもした。
アイドルのテレカがひと段落したので、マンガのテレカ、クオカードの出品をはじめた。すぐに売れたのも幾つかあった。
メルカリから資材とメジャーが届く。メジャーは娘のおもちゃになった。伸ばして縮めるのが面白いらしい。「ピタゴラスイッチ」の「巻き尺のジャック」。毎朝見ている5分版によく流れていると思ったけれど、メジャーを買ったら放映に当たらなくなった。
< 火曜日 >
普段は徒歩で通勤しているが、メルカリの発送が7件あって連日妻に頼むのは申し訳ないので自家用車で通勤した。
昼休みに発送に行き、振り込んでもらうまで保留になっていた分を帰りに発送した。
妻に協力を仰ぎ、ちゃっちゃか発送していたらメルカリからスピードバッジが貰えた。まとめて何てことを考えたら溜まってくるし面倒になるから、郵便局へ行くことを習慣にできてよかった。
< 水曜日 >
前日の夜に売れた分の発送を妻に頼んでから出かけました。
あと、雑誌「POPEYE」の以前の号で紹介されていたトートバッグをサイトで確認すると「在庫なし」。少し前にはあったのにと残念に思いながらメルカリを見ると欲しかった色が6割引きくらいの値段で売っていました。売上金が入ったので買うことにしました。初めてメルカリで買います。広島県から来るそうです。
出品したカード類に対してメルカリから「10%値段を下げれば売れるんじゃないの?」という提案ありましたが、ここまでの3日間、毎日郵便局へ行き送付していることの疲れがきたので、値下げは保留にしました。
テレカ以外のものも出してみようと考え、帽子とサコッシュを出品することにしました。帽子はフェスの物販で買ったけれど浅いのであまり使わなかったもの。サコッシュはZOZOで買ったけれど同じくあまり使わなかったもの。
同じものをメルカリで探したところ、いい値段で売っていたので、参考にしながら設定しました。
帽子は15分くらいで売れ、サコッシュはすぐに「いいね」が1個2個つき始めました。
同時に妻が不要と判断した絵本も出品しました。閲覧やいいね!の伸びは鈍いですが、どうなることやら。
< 木曜日 >
寝起きに確認するとサコッシュが売れていました。
サコッシュは出品前に発送方法を決め、その旨を商品説明欄に書き込み、写真撮影後に袋に入れておいたので袋の封を閉じて完了しました。
帽子は適当な箱がなかったので、帽子を買った時のニュー・エラの箱を流用しました。中には新聞紙を積めましたが、帽子をビニール袋に入れた方が丁寧だったと今になって反省しました。
梱包の準備を整えてから出品しないと売れてからオタオタすることがわかりました。梱包資材の調達もしないといけません。
帽子は妻に送付を頼み、サコッシュは「代金を納入後に」というこだったので、仕事の合間に自分で手続きしました。
仕事で家に寄ったら注文していたものが届いていました。到着連絡を使用と思いましたが、開封している時間はなかったので帰宅してから評価することにしました。
帰宅後確認すると、タグのついている新品でした。新品を半値以下で売ってくれるなんて、、、!袋のなかにビニール袋で包まれており、メルカリのマスキングテープで留めてありました。このくらいしないといけないんだと学習しました。
夜、使っていなかったショルダーバックを出品しました。必要なら値下げ交渉してくることを見越し、強気の値段にしました。どうなるでしょうか。
メルカリが登場してきて、物を大切に扱うことの価値が高まっているように思う。買って終わりなら乱雑に扱ってもいいけれど、メルカリに出品するなら大切に扱い少しでも高値を付ける方がいい。
今日までに約40件の取引を完了した。5万円くらい売り上げて6,000円使った。
< 金曜日 >
寝起きに確認するとDVDが売れていました。3枚組のBOXなので袋へ入れた際に「ゆうゆうメルカリ便」既定の厚さ3㎝を超える心配がありました。
出勤前に郵便局へ寄り手続きすると、なんとか既定の枠に収まりました。
今週は結局、月曜日から金曜日まで5日連続でメルカリの発送を行い、毎日私か妻が郵便局に行きました。1日2回発送した日もあったから計8回。
メルカリに振り回された1週間となりましたが、週末は慰労会で焼き肉を食べに行きます。乾杯。
< 今後の予定 >
今週末は予定がなく発送の余裕があるから、メルカリからの1割引きの提案を夕方頃に実行しようと思う。
実家に行けば売れそうなものがあるから、それをサルベージしてこよう。
< 今後のメモ(1)カード類の梱包方法 >
ダイソーで購入したもの
・長3の封筒
・A4の画用紙
・チェキ用のフィルム
・マスキングテープ(短くカットされたものがシートになっているもの)
(1)折りたたんで長3封筒に入るように、画用紙の不要な部分を切る
(2)カードをチェキ用のフィルムに入れる
(3)カードを入れたフィルムを折りたたんだ画用紙の内側にマスキングテープで留める
この方法で20件、30件の取引をしましたが、クレームはありませんでした。
< 今後のメモ(2)値段のつけ方 >
販売手数料が10%、送料は「ゆうパケット」なら175円
500円なら、利益は 275円
600円なら、利益は 365円
700円なら、利益は 455円
750円なら、利益は 500円
800円なら、利益は 545円
1,000円なら、利益は 725円
1,350円なら、利益は1,040円
3,000円なら、利益は2,525円
3,600円なら、利益は3,065円
4,000円なら、利益は3,425円
5,000円なら、利益は4,325円
カード類は500円にすると売れる可能性は高まるが、利益が、、、、。薄利多売。積み上げが大切です。
メルカリをすることで商売を学び、10%の手数料は高いと感じ、消費税10%には今後も強く反対していこうと決意を新たにした。
< 今週のまとめ >
・何でも売れる可能性はあるが、すぐに売るためには「需要と供給のバランス」を意識する必要がある
・値段を安くすれば売れるけれど、このくらいの利益は得たいという、こちらの事情とのせめぎあいが起きる
・テレカ等の値段のつけられない物は、価格の設定がわからない。次から次へと売れていったということは値付けの低かった可能性がある
・出品したいものが中古であったり汚れていたりする場合、現状を正確に伝えることが必要です。現状を伝えたうえで見合った価格をつけることができれば手続きが成立します。どこかを偽るとあとで痛い目をみます。顔が見えない取引であるから、より信用の重要性が増していると感じました。
・発送時に郵便局の窓口で現金を払う方式なら、お金の出し入れが面倒だから嫌になっていたろうと思う。
・出品の手続きが簡単であるけど、梱包のことを考えてから出品の登録をするようにしていきたい。