古瀬絵理写真集「蜜」「陽だまり」

(今も古瀬絵理さんを追っている同志に向けたエントリです。)

古瀬絵理さんは、1978年2月8日生まれで、先月40歳を迎えたばかりです。

1st写真集「蜜[mits]」出版から2nd写真集「陽だまり」までの間に結婚と出産を経ています。

2011年2月 33歳「蜜」(撮影:藤代冥砂)出版

2011年8月 33歳 結婚
2012年3月 34歳 出産

2017年5月 39歳「陽だまり」(撮影:松田忠雄)出版

 


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「蜜」(撮影:藤代冥砂
<帯コメント>
これが、古瀬絵理のすべて
120ページを超える大容量で贈る、ただ一度きりの写真集。

 


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「陽だまり」(撮影:松田忠雄
<帯コメント>
1st写真集から6年ーー人妻となった美女アナがすべてを魅せる。
スイカップ」の愛称で親しまれる古瀬絵理の約1年にわたる撮影の集大成がついに完成。これが正真正銘のラスト。

「陽だまり」拝見後に以下のことを思いました。

古瀬絵理ファンとしては、ヌードは求めていないし、身体に弛みがあってもそこを含めて受け止めるつもりでいます。
ですが、何らかの判断により、身体のラインが確認できるカットは載っていませんでした。胸元までのカットはあっても、お尻や腹部は布で隠され、さらされているカットはありませんでした。
1作目でもラストと謳いながら2作目があったことですし、続編があることを予想しますし、期待しています。

つまりは消化不良だったのです。その後に以前購入した「蜜」を見直そうと探したけれど見つからなかったので、再度購入しました。

「蜜」は露出が多く、見所の多い写真集であったと記憶していました。実際に見ると、確かに記憶のとおりでしたが、扇情的であり、身体の線も細く、今の私は「陽だまり」を評価します。

露出の多い「蜜」より「陽だまり」に心動かされる理由は何なのか。

「陽だまり」の方が表情が柔らかかったためです。そう思ってたら出版を告知するブログでも同様のことが綴られていました。

タイトルの「陽だまり」は
出来上がりの写真全体が持っていた明るさや
柔らかさから考えました。
以前に比べ
ここ数年は表情が柔和になったと
言われるようになったのですが
家族をもったことが良い形に作用して
きっと私自身が充実しているからなんでしょうね。 

ameblo.jp

 「スイカップ」で古瀬絵理さんを知ったのは私も同様なのですが、その後にBS11で放送された「ベストセラーBOOK TV」を毎週見ていたことでファンになり、その熱が今も続いています。

「蜜」には、舌を出したり、目隠ししてソフトSMを想起させる扇情的なカットが含まれており、神秘的ですらあった「古瀬絵理」という存在に迫るものでした。けれど、現在の私が求めているものはもっと穏やかな姿だったのです。

「蜜」にも例えば「キャミソールで手紙を書く姿」のように穏やかな姿も収められていました。

「蜜」より「陽だまり」がベターだとはいえ、ベストではありません。

多くの写真集でも共通して思うことですが、撮影するカット数が多いのでしょうが、全体として細切れ感があります。気持ちが盛り上がっていく途中で、次の衣装/場面になっているということが繰り返されます。右のページと左のページでシーンや衣装を変えるのは何を意図しているのでしょうか。違う衣装になったと思ってページをめくったらまたさっきの衣装が出てくることもあります。

芸術気取りなんだろうと思います。

温泉旅館がロケ地に選ばれ、浴衣のシーンがあることから、不倫旅行が想定されているのでしょう。とはいえ、最後のセクションは、薄手のドレスを着用させて芸術寄りの着地を試みています。取ってつけたような芸術気取りに何の必要があるのでしょうか。

ベストシーンは、薄いワンピースを着て全身を横から写しているカットがあり、ページをめくるとワンピースのボタンを外してブラを見せるところです。そこもすぐに次のシーンになってしまうのが心残りでした。ボタンをはずしているカットも収録して、少しずつ時を進めてほしかったところです。

美しく映っていない表情も収録されていたから、そことラスト10ページくらいを削って私好みの「陽だまり」を編集できないものなのか、、、。

1作目「蜜」の後書きで古瀬絵理さんは「初めての、そして最後になるであろう(多分ね)」と綴っていました。それはその時の本心であったろうけれど、需要があり、その他の事情があり、2作目が出版されました。

今年に入ってからのテレビ出演は、温泉ロケと過去に交際していた芸能人を打ち明けるものくらいで、キャスティングボードにはほとんど乗っかっていないことが推測できます。

ブログも告知が中心であるため、週刊誌にグラビア掲載とか番組出演とか講演会や写真集発売イベントとかのトピックがないと更新されないので、そこも寂しく思います。

タレント活動にシフトしきれないのであれば、写真集で稼いで欲しいと思います。

17年6月12日付のオリコン書籍ランキングの写真集部門で5位にランクイン(推定1220部)したということで、まだまだグラビアや写真集の需要はあるし、何より内容に満足しきれていないので、3冊目の出版を期待しています。

17年12月の番組出演に際しての囲み取材に応じていました。その中で気になる一節を引用します。

また、今年6月には自身“ラスト”と謳った写真集を発売した古瀬だが、夫がキャンピングカー購入に憧れを抱いていることから復活を期待されると「そのために稼がなきゃだめですかね?」と苦笑。「富永一朗さんの描く女の人の胸にならなければやってもいいですけど…果たして皆さんが観たいかどうか。自分の体と相談します」と話していた。

www.oricon.co.jp

現実味が帯びているとので、実現した暁には、1年かけて撮影するのではなく、3泊4日くらいの期間で勢いよく、流れを意識しながら撮影されることも期待しています。