1日に必要な本は何冊か?
10月23日(日)に普段の業務とは異なる休日出勤をした。
ほぼほぼ待機の占める日直のような、来客がなければ自由に過ごせる仕事。
この場合「何冊の本を持っていくのか問題」が生まれる。
ドライブがかからず読み進められないことを過剰に恐れてしまうあまり、保険をかけすぎて持参する本が増えてしまう傾向が私にはある。開かずに終わり余計な荷物を持ち運んだだけで終わることも多いから、過去のことをまとめ、今後の対策を考えておきたい。
今回は小説「フィフティ・ピープル」、エッセイ「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」、新書「芸能界誕生」、文芸誌「スピン」、対談本「文明の恐怖に直面したら読む本」の計5冊を持参した。
結果として最初に手に取った「芸能界誕生」を180ページ読むことができた。「芸能界誕生」が面白かったので他の4冊は開かなった。
前に似たような仕事があったときも何冊か持参したが「くるまの娘」を読み通して1日が終わった。
結論。1冊で足りる。
月に4冊か5冊しか読んでいないのだから、丸一日あったところで2冊3冊と読みきれることはない。2冊3冊読むことを期待するが、そんなことは起こらない。
やはり1日なら1冊で足りる。保険をかけても、せいぜい2冊。
冊数は決まった。
次の問題に移りたい。
ジャンルは何を選べばいいのか?
小説かノンフィクションだろう。
小説かノンフィクションであれば長編か短編かは問わない。
例えばエッセイ集は連続で読むと飽きてしまうし、読み方として正しくないと思う。
小説やノンフィクションの場合、今回と前回はたまたまうまくはまっただけで、常にドライブがかかるとは限らないことに不安は残るが割り切って読むしかない。
来週くらいに1泊の家族旅行へ行くのだが、その時は何を持って行こうか?
「史上最大の木曜日」と「ファスト教養」なら良いラインナップ。問題は、まだ買ってないこと。
家で積まれている本の中から何を選べばいいだろうか?
「ガリバー旅行記」や「老人と海」の新訳はどうだろう。文庫や新書で面白そうなのはあっただろうか。「闘魂と王道」や「地図と拳」は面白いだろうけど、さすがに厚すぎる。
何事にも適量はあるということ。