2022年9月の「週刊ヤングマガジン」
「ドラゴンボール」や「スラムダンク」、「幽遊白書」、「ろくでなしBLUES]、「こち亀」などが載っている90年代の「少年ジャンプ」の目次写真を載せて、「このジャンプ凄すぎ」と書いているツイートを定期的に見かける。
「90年代のジャンプ」に読み飛ばすマンガがなかったことは否定しないが、それは「終わったパーティー」であり、今マンガ雑誌を読んでいない人のコメントだと思う。
2022年3月10日放送の「アメトーーク」での「ヤングマガジン芸人」をきっかけとして、「週刊ヤングマガジン」を毎週買うようになった。高校生の時から30歳くらいまでは買っていて、一端途切れ、また再開したということ。
ちょうど6ヶ月くらい読むと新連載が入ってくるせいもあるが、どのマンガも続きを楽しめるようになってきます。「今のヤングマガジンの充実度は結構高いな」と感じたので、どんなマンガが載っているかを列挙します。
(「今号」と書いてあるのは、9月7日発売の40号のこと)
「次くるマンガ」は1巻が出てからではなく、連載中に抑えなくてはとも思っていますので、週刊誌を買おう。
毎号、厚みがあって良いのだが、毎週応募している懸賞が全然当たらないので、そこだけが不満。
〇「ギャルせん」植野メグル
焦らしの凄いエロ漫画。
高校生の男子が、ギャルっぽい高校教師になっていた「いとこ」と再開するところから始まります。
最近は「ギャルせん・猫噛すずね」だけでなく、同級生や養護教諭とも絡みだし、ハーレムものになってきました。
絵の巧さもあり、最初が気になって単行本3巻を買ったほど面白い作品。
〇「税金で買った本」ずいの+系山冏(けいやま・けい)
「アメトーーク」で川島が紹介していた作品。
書店を舞台にしたマンガや小説はあったが、図書館が舞台のマンガはほとんどなかったのでは?
最新号からは「蔵書点検」がはじまるようです。何をしているか知らなかったので興味津々。
〇「スケアリー・キャンパス・カレッジ・ユニバーシティ」永椎晃平
単行本1巻が11月に発売される作品。
女子大生が「霊」関係のことに巻き込まれ、専門家である講師(助教)に助けられる作品。
絵の巧さによる怖さが素晴らしい。
〇「ツワモノガタリ」細川忠孝
新撰組の面々が、今まで戦ってきたなかで強かった人(強者)の話をする話。
少し前は高杉晋作が相手で、今号からは「我流・川上彦斎 対 一刀流 斎藤一」の戦いが始まった。
〇「センパイ!わざとじゃないんです!」saku
タイトル通りの作品。年上のセンパイと付き合っている女子高校生がハプニングによりエロいことをしてしまう作品。
「ギャルせん」よりエロ度は低いが、甘酸っぱさがある。
〇「ザ・ファブル The Second Contact」南勝久
ヤンマガの看板作品。
今は、ファブル含めた面々が、6人くらいの殺し屋との全面対決に入ろうとしそうなところ。ファブルの超人的活躍がみたい作品だが、相手も手強そうでハラハラする。
〇「1日外出録ハンチョウ」
「カイジ」のスピンオフ作品。
自己啓発にはまったり、脳内に家族を作ったりするのだが、1話完結で毎号笑ってしまう。
〇「ナックルナックル」山岸汰誠
寝食以外すべての時間を勉強に費やしてきた(自宅で酸素を吸いながら勉強をするほどに)勤勉少年・白銀が格闘技(ボクシング)を始める話。
最新号にこういうモノローグがあり、印象に残る。
「3ヶ月あれば人は変わる。カリキュラムとか効率なんかより白銀は肝心な事がわかってた。肝心な事は一つ。時間。時間をどれだけバカみたいにつぎ込めるかだ。」
「1日中やっちまえば少し頭使った奴なんか膨大な時間で圧倒する。そういう競争をすれば1日中やるバカが勝つって話。そして、つまるとこ強さってのは、そういう競争なんだ」
〇「マイホームヒーロー」山川直輝、朝基まさし
一度完結したが、再び始まった作品。7年後の話とのことだが、娘が成長して刑事になり、父親の事件を追う話になっている。
〇「GTOパラダイス・ロスト」藤沢とおる
いつまは読み飛ばしているが、今号は冴島俊行が語りかけてくる回だったので懐かしさもあり、面白く読めた。次号に続くらしい。
バカリズムの推薦していたマッサージをテーマにした作品。
〇「満州アヘンスクワッド」門間司、鹿子
1巻を買った。そろえたいマンガ。
〇「アンダーニンジャ」花沢健吾
面白いマンガだと思うので、揃えたいマンガ。本誌で適当に読んでいる分だけではなかなか全体像がつかめない。
〇「雪女と蟹を食う 沖縄編」Gino0808
北海道編の続編らしいが、よくわからないまま読んでいる。