2022年9月に読んでいる本

読書をするとき、一冊を集中して読むことができない。 読みかけては目に付いた別の本に手を伸ばし、かと思えば一番最新で手に取った本がリズムにはまり一気に最後まで読んでしまう、なんてこともある。 いま読みかけになっている本を数えたら9冊あった。忘れ…

「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」麻布競馬場

川名潤さんの装丁なら「物」として、その本には買う価値がある、と考えている。 川名潤さんが自身の装丁した書籍を紹介しているインスタグラムを見ればタイムラインの横列のうちの1枚、つまり3冊に1冊は所有している本であることに気づく。 そのインスタのス…

「考える人のメモの技術」下地寛也

メモの大切さは理解しているが、全然実践できていないので手に取った本書。 カバーの袖にはこのように書いてあった。 メモの手を止めない人だけが、自分だけの答えにたどり着ける。 本書で書かれている「メモの技術」は2つ。 「普段の気づきをメモする技術」…

好きな文房具のこと #004 シャープ替芯「uni(ユニ)」

知った時には既に売り切れていた「クルトガダイブ」。数日前にもまたサイトを閲覧した際、「これからは、汚さない」というコピーでシャープペンシル用の替芯も掲載されていました。 「こすれに強くノートをキレイに保つ密着芯/デザイン性と機能性を兼ね備え…

雑誌「Number 1058・1059」

「なぜ今、読まれているのか 似て非なる名将 落合博満と野村克也」と題された特集が組まれていたので「ナンバー」を購入しました。 鈴木忠平「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」と加藤弘士「砂まみれの名将 野村克也の1140日」という2冊の本が…

「僕の心臓は右にある」大城文章

本書には何年の出来事かが書いてないので、少し、その辺を補足することから始めたい。 1975年1月22日 生まれる1989年 NSC大阪校へ8期生として入学(14歳/中学3年)1994年 NSC大阪校へ13期生として再入学(19歳)1998年 上京(23歳)2018年1月 「人志松本の…

好きな文房具のこと  #003 ノーブランドのシャープペンシル

この緑のシャープペンシルをどこで購入したのかは覚えていない。 ブランドを示すロゴはなく、クリップに「GERMANY」とあるのみ。 このシャープペンシルの好きなところを確認することで、自分がシャープペンシル求める要素が見えてくるのではないかと思う。 …

好きな文房具のこと  #002 LAMY サファリ ローラーボール

LAMY製品は色々所有しているが、今回はサファリのローラーボールを取り上げたい。 今まで知らなかったが、LAMYではローラーボールとボールペンが区別されているらしい。 キャップの付いているのがローラーボールで、プッシュ式がボールペンということで了解…

好きな文房具のこと  #001 PARKER ジョッター

文房具のことを書いていこうと思う。 文房具の沼に首まで浸かっている自覚はある。 今まで費やした金額の比率は、実感では、ボールペン、シャーペンが8割、ノートが1割、残り1割はそれ以外。 数多あるボールペン、シャーペン、ノートを数冊に絞れないことの…

2022年9月の「週刊ヤングマガジン」

「ドラゴンボール」や「スラムダンク」、「幽遊白書」、「ろくでなしBLUES]、「こち亀」などが載っている90年代の「少年ジャンプ」の目次写真を載せて、「このジャンプ凄すぎ」と書いているツイートを定期的に見かける。 「90年代のジャンプ」に読み飛ばすマ…

TANBUN 109~126

109 メルカリ メルカリで出品されている果物は盗品でないといえるのか、急に不安になってしまった。よく考えたら(よく考えるまでもなく)メルカリで出品されている果物が盗品でないという保証はない。 プレ値(嫌な言葉だ)になってしまうのは仕方ないと考…

TANBUN 091〜108

091 買い物 auが長期利用しているから6,000ポイントくれた。何か食べるかとか一瞬考えたけれど、Amazonに天木じゅんさんの写真集「生」とロットリング600のボールペンを注文した。 092 両側 「ザ・サイン・ポッドキャスト」で田中宗一郎さんが「佐野元春の新…

「キヨハラに会いたくて 限りなく透明に近いライオンズブルー」中溝康隆(プロ野球死亡遊戯)

「甲子園史上最強打者」でも「番長」でもない、“青”こそが最強の象徴だった狂熱の時代。それがニッポンと“俺たちの清原和博”の絶頂期ーーー(帯より) ニックネームは84年に三冠王を獲得した阪急の大砲ブーマーとかけて、めちゃくちゃベタな“キヨマー”。野暮…

「マイ・ウェイ 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎自伝」

読み終わって「自伝」とは何かを考え、「自分が伝えたいこと」と定義した。 「自伝」の反対側には、「伝記」や「評伝」がある。 坪内祐三の「慶応三年生まれ七人の旋毛曲がり」や「探訪記者 松崎天民」、最近では「嫌われた監督」(鈴木忠平)、「出禁の男 …

TANBUN 073~090

073 #刺さルール 7月4日放送のスペシャル回は見どころが多かった。 ・クイズと言いながら大喜利をするのが定型。 「クマムシが夏の仕事を掘り起こすための策は?」という問題(お題)に「レゲエ」と書いて正解する霜降り明星・せいや。 せいやが湘南乃風のよ…

TANBUN 055~072

055 松本人志はいつから継続へシフトしたのか? 「酒のツマミになる話」で松本人志さんは継続性を意識して「神回を作らないようにしている」と言っていました。 糸井重里さんと佐久間宣行さんの対談では「ガキの使い」のフリートークと「ごっつええ感じ」の…

TANBUN 038~054

038 ほうれんそう 「報告・連絡・相談」が苦手で、人に間違いを告白することも、何かを相談することも得意ではない。全部自分で解決しようとしても、解決の前に第三者に知られてしまうのだから、最初から「ホウ・レン・ソウ」をすべき。何かで失敗しては反省…

TANBUN 019〜037

019 鬼滅の刃 人生ゲーム 娘の誕生日に「鬼滅の刃 人生ゲーム」(タカラ・トミー)を買った。だいたい週5で夜8時からやっている。 020 好きなブランド ・Creative Drug Store ・The Black Eye Patch ・TIGHTBOOTH ・EVISEN ・Chaos Fishing Club だいたい数…

TANBUN(仮)001〜018

001 ヤングマガジン 6月6日発売の「週刊ヤングマガジン」が発売当日の夕方に職場近くのコンビニで売り切れていた。翌日に少し遠くのコンビニへ行くも売り切れていたので、仕方ないからAmazonに注文した。いよいよメジャー週刊誌までAmazonに頼ってしまった(…

Mr.Childrenについての幾つかのこと

(1)「半世紀へのエントランス」 デビュー30周年を記念したツアーのタイトルは「半世紀へのエントランス」。 最初に記事で目にしたとき、歌詞集のタイトルを「Your Song」とするバンドなので「50年先も曲は残り続ける」という意味でつけているのだと感じま…

バナナマンのバナナムーンGOLD「嘘エピソードクイズ」

2022年4月1日(金)25時からの放送回で「嘘エピソードクイズ」をしていました。 「嘘エピソードクイズ」とは、本当にあったエピソードのなかに1個だけ嘘を紛らすクイズです。 エイプリルフールということで設楽が突発的にはじめました。 (1)設楽 (設楽)…

読書日記(2022年2月21日~2022年3月21日)

2月21日(月) 「熔果」(黒川博行)の続きを100ページ読む。録画した「 くりぃむナンタラ」「テレビ千鳥」「ガキの使い」「 ファイトソング(第3話)」を観たから、 読みはじめが遅くなり100ページにとどまった。 明日が休みだったらもっと読んだかもしれな…

「ちばてつや追想短編集 あしあと」(小学館)

2021年に発表された「ちばてつや、23年振りの短編集」。 まず、その表紙をみれば、ちばてつやの巧さと線の太さを理解できます。 カメラは天井にあり、ちばてつやの仕事場を映します。机があり、それより高い位置にベッドがあり、下の階へ続く階段も確認でき…

2022年2月下旬のラジオ

2月26日、27日と外で立ち仕事(バイト)があって、その際に片耳イヤホンでラジオを聴いていた。トピックが多かったので、メモとして残しておきたい。 バナナマンのバナナムーン 2月25日(金)25時~27時 < 星野源のラジオに日村とオークラがゲスト出演 > …

読書日記(2022年2月7日~2022年2月20日)

2月7日(月) 「プロ野球「経営」全史」(中川右介)を読みだしたが、寝落ちしていた。読む姿勢が定まらないのだが、横になって読むのは控えよう。 2月8日(火) 「プロ野球「経営」全史」と「現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全」…

2021年のベストあれこれ

1.本(総合)1位 「ツボちゃんの話 夫・坪内祐三」佐久間文子2位 「嫌われた監督」鈴木忠平3位 「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬 2.小説1位 「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬2位 「現代生活独習ノート」津村記久子3位 「つまらない住宅地のすべての家」…

くるり「ハイウェイ」

くるりが2003年11月にリリースした「ハイウェイ」。 楽曲の長さは4分20秒で歌詞は16行。口ずさみやすく覚えやすい一方で、全体を通して読むと歌詞の意味はとらえどころがありません。 歌詞に沿いながら、自分なりの解釈をまとめたいと思います。 僕が旅…

「カムカムエヴリバディ」を観て、親からの逃れられなさに落ち込む

NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は「安子」「るい」「ひなた」の3世代100年の物語を紡いでいます。 劇中「安子」から「るい」へと世代が変わるなか、意識しなくても受け継がれてしまう場面と遭遇するたび、親からは逃げきれないのかと落ち込…

読書日記(2022年1月24日~2022年2月6日)

1月25日(火) 日曜日から読みはじめた「逃げる女」(青木俊)の第1章を読み終わる。タイトルのとおりジャーナリストを殺した容疑者である「逃げる女」を追う刑事の目線で書かれている小説。「逃げ切れるのか/捕まえるのか」はもちろん、「ただの殺人なのに…

読書日記(2022年1月11日~2022年1月23日)

1月15日(土) 「2010s」(宇野維正、田中宗一郎)を読み終わる。 「2010s」は2010年代の音楽、映画、テレビシリーズについて作品や作家だけでなくインフラについても語られた対談集。 読みながら考えていたのは、海外の作品に触れることの必要性について…